[2024/4/5　宮城版]
　国土交通省仙台河川国道事務所は、3月に一般競争入札を開札した維持工事のうち、11件の落札結果を明らかにした。仙台東国道維持補修工事はスバル興業が4億7100万円、気仙沼国道維持補修工事は小野良組が3億円、鳴子国道維持補修工事は小野田建設が2億7000万円、阿武隈川下流角田左岸地区維持工事は松浦組が1億7230万円、同右岸地区維持工事は本田組が1億4720万円で落札した。予定価格などは追って公表する。

　これ以外の落札結果を見ると、仙台西国道管内路面清掃工事は日本ロードメンテナンスが7000万円、仙台東国道管内路面清掃工事は長谷川建設が5050万円、岩沼国道緑地維持工事はガーデン二賀地が4771万6000円、古川国道緑地維持工事はNIWAYAが7570万円、仙台東国道緑地維持工事はガーデン二賀地が7910万2103円、仙台西国道緑地維持工事は千葉園芸が6567万円で落とした。

　開札日は仙台東国道と仙台西国道の緑地維持工事が3月13日、阿武隈川下流角田左岸と同右岸の維持工事が3月14日で、それ以外の7件が3月12日。いずれも工期が今月1日からとなっている。

　国道の維持工事は道路の補修や除雪など、路面清掃工事は道路清掃工、緑地維持工事は樹木剪定や除草など、河川維持工事は堤防養生工や法面補修などを行う。

歌津地区道路改良は武山興業　南三陸沿岸国道

　国土交通省南三陸沿岸国道事務所は、「歌津地区道路改良舗装工事」の一般競争入札を開札し、武山興業(石巻市)が1億8020万円で落札した。予定価格は1億9433万円、調査基準価格が1億7614万円だった。開札日は3月18日。

　この工事は、南三陸町歌津字川内～字草木沢地区で、4900立方ｍの掘削工、6000平方ｍの舗装工、1200平方ｍの法面工、延長2500mの区画線工、排水構造物工、縁石工、構造物撤去工などを施工する。工期は2026年3月6日まで。