千葉県内の箇所別予算 手賀沼農地防災29億円 補助事業12地区で着手へ(農水省)

[2025/4/3 千葉版]
 農林水産省は、2025年度予算の公共事業箇所別予算額を発表した。本県関連をみると、直轄事業では手賀沼地区の国営総合農地防災事業や印旛沼二期地区の国営かんがい排水事業などに予算を重点配分。補助事業では12地区で新たに事業着手する。農山漁村地域整備交付金は本県に12億6800万円を配分している。

 公共事業の関係予算は「食料・農業・農村政策の新たな展開方向」などに基づき、競争力強化や国土強靱化の経費、施工時期の平準化に関するゼロ国債を計上。地域の実情や地方公共団体からの要望などを考慮し、緊急性の高い地区や効果の早期発現が見込まれる地区を優先している。

 直轄事業をみると、農業農村整備事業では手賀沼(船橋市・松戸市など)の国営総合農地防災事業に29億1600万円、印旛沼二期(成田市・佐倉市など)の国営かんがい排水事業に11億8500万円を配分している。

 林野公共事業では、養老(大多喜町)の保安林総合改良整備事業に着手する。このほか、千葉南部(君津市・大多喜町など)の森林環境保全整備事業に9600万円を充てる。

 水資源機構関連では、成田用水施設改築(成田市・多古町・芝山町・横芝光町)に23億1800万円を計上。取水工や揚水機場、幹線水路、支線水路、管理設備などの工事を計画している。

 補助事業で新たに事業着手するものをみると、農業農村整備関連では農業競争力強化農地整備事業の大坪(市原市)と与倉・高野(香取市)、多古(多古町)、水利施設整備事業の両総松潟支線(長生村・白子町)、農地中間管理機構関連農地整備事業の鹿島2期(佐倉市)、農村地域防災減災事業の竜台川(成田市・栄町)と共和2期(旭市)、寺沢堰(君津市)。

 林業関連では防災林造成事業の栢田(匝瑳市)と一松(長生村)、保安林総合改良事業の九十九里(旭市・匝瑳市など)が対象となる。水産生産基盤整備事業では富津(富津市)が着手する。

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