アルティーリの新アリーナ建設を支援(千葉市)

[2025/3/27 千葉版]
 千葉市は26日、プロバスケットボールチーム「アルティーリ千葉」が検討している新アリーナの建設計画について、支援業務の委託先を選定する公募型プロポーザルを公告した。整備手法の検討や有識者ヒアリングなどを支援するもので、委託額は2200万円を上限とする。

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)のアルティーリ千葉は、県立幕張海浜公園(美浜区)のAブロックを候補地として、新アリーナの建設を計画。資本提携したヒューリック(東京都中央区)と共同で検討を進めている。

 件名は「アルティーリ千葉新アリーナ整備手法等検討支援業務委託」。新アリーナがにぎわいを生み、市民に愛されるスポーツ・文化振興の拠点になるよう、事業計画を精査するとともに、今後のスケジュールや事業手法、運営スキームを検証。有識者ヒアリングや基本協定の締結なども支援する。履行期限は12月末まで。

 プロポの参加資格要件として、単体の法人または共同企業体であることなどを求めている。4月9日まで企画提案書を受け付け、4月中旬の選考委員会を経て、優先交渉権者を特定する。

 アルティーリ千葉は、2026年に始まる新リーグのトップカテゴリー「Bプレミア」への参入を目指している。本拠地となるアリーナには、収容人数5000人以上の客席やVIPルーム、大型モニターを備えることが要件となっている。

 神谷俊一市長は、新アリーナがアルティーリ千葉のホームアリーナとして、にぎわいを生み、スポーツや文化振興の拠点となることに期待感を示している。

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