地域ブロック型を拡大 入札制度改正で説明会(宮城県が3月14日)
[2024/2/27 宮城版]
県は入札・契約制度を改正し、4月1日から適用する。主な改正内容は、建設工事が地域ブロック限定型の適用範囲拡大など、建設関連業務が一般競争入札の適用範囲拡大など。改正内容は3月14日に説明会を開いて周知する。説明会はウェブ会議での開催とし、定員の上限が1000人。申し込みの期限は3月6日。
地域ブロック限定型は、5ブロック単位で1億円未満の工事に適用しており、この対象金額を引き上げることで地元企業の受注機会を拡大する狙い。
工事についてはこのほか、施工体制事前提出方式(オープンブック方式)の震災特例を見直すとともに、総合評価落札方式の内容を一部改正する。総合評価は型式の適用金額を見直すなどする。
建設関連業務については、一般競争入札の適用範囲を拡大するほか、総合評価落札方式の評価項目「専門技術力(企業・技術者)」を改定する。
また、工事と業務の両方を対象に、一抜け入札方式の試行要領を制定することにしている。
これらの具体的な内容は説明会で知らせるが、説明会の資料については3月11日ごろに県のホームページに掲載する。
説明会は開催時間が午前11時~正午。オンラインで視聴のみでの参加となる。対象者は県の工事や業務の入札参加登録業者など。
申込方法は、参加申込書に必要事項を記入し、出納局契約課工事契約班に電子メールで送付する。参加申込書や電子メールのアドレスは県のホームページに掲載している。
参加接続方法は、3月11日ごろに「接続アドレス・ミーティング番号・パスワード」や参加方法を電子メールで通知する。
説明内容に関する質問は、説明会開催後に所定の様式に必要事項を記載し、同班に電子メールで送付すること。様式は県のホームページから入手できる。
説明会の動画は開催後にユーチューブで公開する予定。
問い合わせは出納局契約課工事契約班(電話022-211-3336)まで。