千葉県内工事が32件 圏央道関連を本格化(関東整備局)

[2025/1/7 千葉版]
 関東地方整備局は7日、1月期の発注見通しを公表する。千葉県内では、2025年度第2四半期にかけて工事32件を発注する予定だ。常総国道事務所は圏央道関連の工事発注を本格化するほか、千葉国道事務所は工期が3カ年にわたる維持修繕工事2件を盛り込んでいる。

 発注工事の内訳をみると、事務所別では千葉国道が14件、利根川下流河川が6件、常総国道が5件、江戸川河川が3件、利根川上流河川が2件、霞ケ浦河川と関東技術が各1件。入札方式別では、一般競争が22件、公募型指名競争が10件。入札予定時期別では、第4四半期が25件、25年度第1四半期が6件、第2四半期が1件となっている。

 発注規模が3億4000万円以上8億1000万円未満となるのは、千葉国道事務所が発注する千葉、柏の両出張所管内維持工事。工期が25年度から27年度までの3カ年にわたるもので、巡視・巡回工や舗装工、応急処理工などを担当する。

 圏央道関連をみると、常総国道事務所は神崎PA(神崎町)や下総大栄地区(成田市)、神崎地区(神崎町)の改良工事5件を第4四半期に計画している。

 千葉国道事務所は、市原市の国道16号災害復旧工事2件を第4四半期に発注する。いずれも発注規模は2億円以上で、工期は8カ月を想定している。

建設コンサル関連業務62件

 建設コンサルタント関連業務については、25年度第2四半期にかけて、県内で62件を委託する。事務所別の内訳は千葉国道26件、関東技術13件、江戸川河川11件、首都国道5件、利根川下流4件、利根川上流2件、企画部1件となっている。

 千葉国道事務所は湾岸地域の道路網検討業務や千葉北西連絡道路の検討業務、道の駅機能強化等検討業務を25年度第1四半期に簡易公募型プロポーザル方式で委託する予定だ。

 首都国道事務所は、北千葉道路(市川・松戸)の用地取得促進監理業務を第4四半期に簡易公募型プロポーザル方式で委託する方針。履行期間は1年間を見込んでいる。

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