保健センター解体 佐貫3号線で橋梁上部の製作工(龍ケ崎市補正)
[2024/12/4 茨城版]
龍ケ崎市は、4日開会の第4回定例市議会に、4億1207万円を追加して総額を330億9715万円とする本年度の一般会計補正予算案(補正第5号)を提案する。主なものでは、保健センターの解体工事費に9900万円を確保し、25年12月までの工事完了を目指すほか、市道第1-380号線(佐貫3号線)道路改良工事費には1億4520万円を確保し、橋梁の上部製作工事を進める。
市役所の北側に位置する保健センターは、1983年に供用を開始した。94年に一部増築工事が行われ、施設規模はRC造平屋806平方mとなっている。
施設は、健康相談や健康教育、健康診査等の保健サービスの拠点などとして活用されていた。今回は、25年4月の供用開始を予定している新保健福祉施設内に移転するため解体工事を行う。引越後には着工できるよう、契約は年度内に結ぶ方針だ。跡地利用は未定としている。
佐貫3号線は、龍ケ崎市駅から北竜台市街地方面や牛久市方面へのアクセス向上を目的に計画されたもの。残区間約900mの工事進捗を目指し、22年度から工事を本格化させている。今回は、区間内にある橋梁部分で、橋長18.2mの上部製作工事を行う。年度内に契約を結び、25年度早期に製作工事に着手する。架設工事はJRが行う予定で、早くても25年度末ごろからとなる見通しだ。
都市公園では、蛇沼公園修繕工事費に2791万円、行部内公園修繕工事費に537万円を確保。蛇沼公園ではトイレの修繕や改修工事を行うほか、行部内公園では東屋の更新工事を実施する。たつのこスタジアムでは、照明設備改修工事費に467万円を予算化し、落雷により不具合が生じ使えなくなっているナイター設備について、電気系統の修繕工事を実施する。
このほか、本庁舎の電話設備更新工事に120万円、八原保育所の内装改修工事に101万円、保健福祉施設の電話設備更新工事に271万円、都市計画決定図書附図作成委託料に433万円、公開型地理情報システムデータ拡充委託料に583万円などを計上した。
また、工事の発注平準化に向けて、市道第7-164号線外舗装修繕工事費に1698万円、市道第8-271号線外舗装修繕工事費に2174万円の債務負担行為(24-25年度)を設定している。本年度中に入札と契約を行い、4月から直ちに着工できるよう準備を行う。