3者2人に栄誉 市建設業者等表彰 表彰式は来月20日開催(常陸太田市)

[2024/10/23 茨城版]
 常陸太田市は22日、3回目となる市建設業者等表彰の受賞者を発表した。受賞したのは、優良建設工事表彰(1000万円以上の部)の3者2人で、いずれも初受賞となった。表彰式は、11月20日に市役所で開催される予定だ。

 この表彰制度は、市が発注する建設工事や建設コンサルタント業務などにおいて、優れた成績を修めた受注者及び技術者を表彰することにより、受注者及び技術者の意欲の高揚を図り、将来にわたる建設業界の維持・発展と公共事業の品質確保を図ることを目的としている。対象は、優良建設工事表彰が設計金額1000万円以上の部と同1000万円未満(130万円以上)の部、優良建設コンサルタント業務等表彰、優良技術者表彰の計4部門となっている。

 今回の表彰対象となったのは、23年度に完了した建設工事158件(設計金額1000万円以上62件、設計金額1000万円未満96件)とコンサル57件。このうち、主管課長から推薦のあった工事を、9月24日に開かれた市建設業者等表彰審査委員会(委員長=田中慈和副市長)で審査し、受賞者を決定した。

 今回の受賞者は、建設工事1000万円以上の部で「04国補都構第2-1-15号国道349号バイパス交差点改良工事」を施工した生田目工務店と優良技術者に内田豊氏、「04市単1-9-1号市道1392号線(日立電鉄跡地線)道路改良舗装工事」を施工した常陸建設、「05常陸太田市本庁舎1階改修工事」を施工した大木建設と優良技術者に大内裕貴氏の計3者2人となった。

 市の建設業者等表彰は、23年1月に表彰要項が定められ、22年度から表彰式が行われている。優良建設工事表彰の2部門では、工事成績評定が80点以上となったもののうち、市内業者(難工事で表彰すべきものは市外含む)であり、前年度に完成した市発注工事の工事評定平均点が70点以上になる者などを対象とする。

 優良技術者表彰では、優良建設工事表彰や優良建設コンサルタント業務等表彰を受けた工事や業務に従事した者(建設工事は監理技術者や主任技術者、建設コンサルタント業務等では主たる業務分野の管理技術者)を対象に表彰する。

 今回も受賞者はなかったものの、優良建設コンサルタント業務等表彰では、50万円以上の業務(設計、測量、調査業務)で業務委託成績表が80点以上となったものを対象としている。このうち、市内業者(創造性又はアイデアを求められる業務を行い、表彰すべきものについては市外含む)であり、前年度に完成した市発注建設コンサルタント業務の評定平均点が70点以上の者などを表彰する。

 以下、受賞者と対象工事などは次の通り(敬称略)。
【優良建設工事表彰】
〈1000万円以上の部〉
▽生田目工務店(生田目勝義代表取締役)=04国補都構第2-1-15号国道349号バイパス交差点改良工事
▽常陸建設(澤幡俊彌代表取締役)=04市単1-9-1号市道1392号線(日立電鉄跡地線)道路改良舗装工事
▽大木建設(和田昭一代表取締役社長)=05常陸太田市本庁舎1階改修工事
【優良技術者表彰】
▽内田豊(生田目工務店、監理技術者)=04国補都構第2-1-15号国道349号バイパス交差点改良工事
▽大内裕貴(大木建設、主任技術者)=05常陸太田市本庁舎1階改修工事

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