東海中央区画整理に2億円増額 道路築造や整地工(東海村)
[2024/9/20 茨城版]
東海村は、東海中央土地区画整理事業で9月議会の特別会計補正予算案に約2億円を追加し、事業の推進を図る。内訳は、道路築造・舗装および雨水排水工事費に6900万円、整地工事費に9400万円、除草・伐木処分委託料に1880万円などを計上した。東海駅五反田線の南側を中心に工事を進める予定で、12件の工事を発注する見通しだ。
中央地区の土地区画整理事業は1994年3月に告示され、82.5haを対象に整備を進めている。本年度は1号根崎緑地調整池工事の1期工事に着手したほか、村松小学校周辺基盤整備工事や道路築造工事、整地工事を実施している。
1号根崎緑地調整池工事については東康建設工業が施工を担当し、3-4年程度で整備を進める。また、上下水道の整備については道路工事に併せて実施する予定だ。このほか、第2四半期中には、区8-4号線ほか雨水排水整備工事をはじめ、区4-79号線ほか道路築造工事(L42m)を発注する。
補正予算分としては除草・伐木処分と道路築造工事、整地工事をそれぞれ4件ずつ行う予定で、早期の発注を見込んでいる。施工場所は、東海駅五反田線北側に位置するスーパー「カスミ」から村立東海病院にかけての向かい側となる。