道の駅2期整備で設計 補正予算 住宅団地整備へ市場調査(壬生町)

[2024/9/12 栃木版]

 壬生町は、一般会計に5億2414万円を追加する補正予算を編成し、町議会定例会で議決された。今回の補正では、就労支援施設の工事や用水施設の機能診断、LED誘導灯の導入などを進めていくほか、みぶハイウェーパークは第2期整備工事に向けた実施設計、下稲葉地区は住宅団地整備に向けた調査に着手する。これらの事業費をあわせ、当初からの総額を162億8393万円としている。

 建設関連の主な補正は、就労支援施設に工事費1857万円を計上した。六美町北部土地区画整理事業による道路拡幅に伴い、作業所を解体して倉庫を移築し、フェンスも撤去して道路に合わせて新設する。

 安塚・上長田地区圃場整備推進事業では、既存用水施設の機能診断業務の委託料として。1600万円を予算化した。農業水利施設の機能診断を実施し、診断結果を基に施設整備等を計画していく。

 道路は、2級町道53号線の舗装修繕工事に1000万円を計上して壬生高校前を施工する計画で、整備量は未定となっている。

 再整備に着手した道の駅「みぶ」は、道の駅内にあるみぶハイウェーパークの第2期整備工事の実施設計の委託料として1523万円を盛り込んだ。第2期工事では、みらい館西にある西広場(A約550平方m)で集客機能や利便性向上のための複合施設の整備を構想しており、施設の機能や規模などは設計業務を進める中で詳細を決めていく。早ければ、25年度にも工事に着手する。

 住宅団地造成事業では、下稲葉圃場整備事業で構想している住宅団地整備の基本計画策定に向け、市場調査を実施するため286万円を予算化した。

 債務負担行為は、LED誘導灯の導入をリース事業で行うため1231万円を設定した。対象となる施設は中央公民館、町体育館、おもちゃ博物館、南犬飼公民館となっている。

 下水道事業では、国谷地内にある第2中継ポンプ場の埋設電線管の増設工事に2522万円を配分している。

 建設関連予算は次の通り。(単位・万円)

 《一般会計》
【総務費】
▽財政調整基金積立金=1億2767
▽森林環境譲与税基金積立金=55
【民生費】
▽就労支援施設工事=1857
▽とおりまち保育園トイレ改修工事=68
▽児童館誘導灯LED照明工事=20
【衛生費】
▽清掃センター修繕=195
▽クリーンセンター修繕=28
【農林水産業費】
▽安塚・上長田地区圃場整備推進事業既存用水施設機能診断業務委託料=1600
▽恵川しゅんせつ事業現場技術業務委託=125
【土木費】
▽町道舗装修繕工事=1000
▽町道改良測量業務委託(1級町道5号線)=280▽同用地調査業務委託(3-551号線)=97
▽民間住宅耐震診断助成委託=192
▽みぶハイウェーパーク空調機改修工事=127▽同誘導灯等LED照明工事=54
▽みぶハイウェーパークリニューアル整備事業第2期工事実施設計委託=1523▽同通信環境整備工事(Wi-Fi環境の更新)=277
▽優良田園住宅需要調査業務委託=286
【教育費】
▽小学校施設修繕=100▽同工事=200(全体的に実施)
▽藤井小学校外壁および防水工事設計業務委託=458
▽稲葉小学校西門門扉設置工事=417▽同体育館下屋屋根改修工事=465
▽藤井小学校樹木伐採業務委託=49
▽中学校施設修繕工事=100(全体的に実施)
▽稲葉地区公民館誘導灯等LED照明工事=79
▽北公民館導灯等LED照明工事=31
▽図書館導灯等LED照明工事=45
【債務負担行為】
▽老人保健福祉施設整備事業(25年度に1カ所整備、24年度中に整備法人募集)=4482(2024~25年度)
▽誘導灯等LED照明賃貸借=1231(2024~25年度)

 《下水道事業会計》
【建設改良費】
▽中継ポンプ場埋設電線管増設工事=2522

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