PFI調査を月内公告 陸上競技場新設でプロポ(宮城県 石巻市)

[2024/7/6 宮城版]
 石巻市は陸上競技場の新設に向け、月内にPFI導入可能性調査業務のプロポーザルを公告する。同業務で整備手法にPFIが活用できるかどうかを判断する。陸上競技場の整備に向けては当初、7月までに基本計画を策定する予定だったが、来年3月までに策定時期を延ばした。来年度には基本設計を委託したい考えだが、PFIを導入することになればPFI事業者に基本設計を任せる可能性もある。

 陸上競技場は3種公認の競技場として南境字新小堤18のセイホクパーク石巻(市総合運動公園)に新設する計画。敷地面積は約8ha。基本計画の中間案の段階で、整備事業費に72億6000万円を試算している。ただし、市の財政状況に見合わない金額であるため、整備内容を見直して事業費を削減する考え。

 中間案の段階では、陸上競技場に求められる機能として1000席程度のメインスタンドや、400mトラック×9レーンの競技場、用具倉庫、練習設備などを挙げていた。

 メインスタンドは座席数を1000席程度とし、更衣室、シャワー室、トイレ、競技役員室、放送室、写真判定室、医務室、多目的室などを設けることにしていたが、席数などが適当かどうかを再検討する。雨天練習走路として120m直走路×5レーンを確保する見込みだが、これも変更になる可能性がある。

 競技場は400m×9レーンのトラックと、跳躍場、投てき場、水濠を配置し、用具倉庫は200平方m規模の施設を4カ所、練習設備は投てき練習場と傾斜走路を配置する想定だが、引き続き検討を重ねてから決める。

 このほか、競技場周辺のランニングコースやクロスカントリーコース、駐車場、駐輪場や、PFI事業者によるカフェなどの整備スペースも確保する構想だが、改めて必要性を精査する。

 整備スケジュールは、これまでの想定で2029年度の供用開始を予定している。ただし、PFIを導入するかどうかで変わる可能性もある。

 陸上競技場の新設に向けては2020年度に基礎調査支援業務を昭和(東北支社・仙台市宮城野区)、21年度に基本構想策定支援業務を同社に委託。現在はパシフィックコンサルタンツ(東北支社・仙台市青葉区)に委託して基本計画の策定作業を進めている。

測量地質調査の入札参加を受付

 同市は、陸上競技場の整備に向け、測量地質調査業務の一般競争入札(事後審査)を公告しており、11日まで参加申請書や入札書を受け付け、12日に開札する。

 業務場所は南境新小堤地区で、基準点測量、用地測量、支障物調査、機械ボーリング、サウディング、室内土質試験などを行う。履行期間は12月27日まで。

 入札の参加資格は県内に事業所を置き、市の「測量・建設コンサルタント等業務」の承認簿に「測量」と、地質調査の「土質部門」に登録されていることなど。

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