[2024/7/9　千葉版］
　国土交通省は、建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰の受賞者を明らかにした。2024年は全国で235人、3団体が受賞。千葉県関連では、県建設業協会理事の中野高明氏や県道路舗装協会理事の萩原仁氏、県造園緑化協会理事の湯浅浩一氏らが受賞の栄に浴している。表彰式は10日に国土交通省で開かれる。

　建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰は、建設業界で精励するとともに、関係団体の役員などとして業界の発展に寄与したことをたたえ、毎年、表彰状を授与している。

　本県関連では、十文字土木代表取締役の中野氏が受賞。県建設業協会では理事を務め、鴨川支部では支部長として陣頭指揮を執っている。

　中野氏は「社員、地域の皆様、建設業協会役員、職員の皆様のおかげでこれまで何とか任務を果たすことができました。心より感謝申し上げます。これからも自分の足らざるに気付く心持ちを大切にし、皆様と共に自然を生かし人間社会との調和を目指す建設業の発展、社員とその家族の幸せのために力を尽くしたいと存じます」とコメントしている。

　本県関連の主な受賞者は次の通り(敬称略。名簿順)。▽受賞者名＝[1]職名[2]表彰理由──の順。
　【総合建設業関係】
　▽中野高明＝[1]十文字土木代表取締役、県建設業協会理事[2]多年建設業に精励するとともに関係団体の役員として地方業界の発展に寄与した
　【専門工事業関係】
　▽萩原仁＝[1]萩原土建代表取締役、県道路舗装協会理事[2]多年舗装工事業に精励するとともに関係団体の役員として地方業界の発展に寄与した
　【都市計画事業関係】
　▽湯浅浩一＝[1]ユアサ園芸代表取締役、県造園緑化協会理事[2]多年造園工事業に精励するとともに関係団体の役員として地方業界の発展に寄与した