関東支社の支社長表彰 優秀工事・業務24件を表彰(NEXCO東日本)

[2024/6/14 千葉版]
 東日本高速道路(NEXCO東日本)関東支社(千田洋一支社長)は6月13日、さいまた市内で2024年度優秀工事等表彰式を開いた。支社長表彰として工事16件、業務8件の受注者の栄誉をたたえ、表彰状を授与した。表彰された企業は、条件付一般競争入札の総合評価落札方式やプロポーザル方式の評価項目「表彰実績」で加点され、優位に評価される。

 今年度は、23年度に完成した工事や業務のうち、施工状況や成果が優秀と認められた受注者を厳選。支社長表彰として優秀工事8件、安全管理優秀工事3件、品質管理優秀工事1件、工程管理優秀工事4件、優秀業務8件を選定した。

 県内工事では、大成建設千葉支店が施工した「東関東自動車道第一四本木橋撤去工事」が支社長表彰の優秀工事に選ばれた。

 表彰式に臨んだ千田支社長は、受賞企業の努力と功績に敬意を表明し、「物価高騰など厳しい環境の中、高速道路事業を支えていただいた」と感謝。人手不足など建設業の課題に触れながら、「これまで以上に受発注者の連携を図り、あらたな技術を取り入れながら、生産性の向上を推進していきたい」と述べ、さらなる協力に期待を込めた。

 続く謝辞には、トンネル直上70mの崖における岩塊掘削工事など2件で優秀工事を受賞した大林組東京本店の東出明宏土木事業部長が登壇し、謝意を表明。「本日の受賞を糧に研さんに励み、あらゆる課題を乗り越え、誠実な仕事を通じて日本の交通インフラの根幹をなす高速道路事業に貢献していく」と、強い決意を示した。

 優秀工事等表彰は、施工・成果が優秀であり、他の模範となる受注者を表彰することにより、工事における工事管理の向上、業務における技術の向上を図り、円滑な事業の推進に資することを目的としている。

 24年度は、支社長表彰のほか、事務所長表彰として優良工事14件、優良業務3件を選定。県内工事で、ショーボンド建設千葉支店の「東関東自動車道本矢作高架橋塗替塗装工事」と、カシワバラ・コーポレーションの「京葉道路穴川東IC橋はく落対策工事」が優良工事に選ばれた。

 事務所長表彰の表彰式は後日、各事務所で開催する。

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