千葉県内工事23件 海老川大橋の下部工 (関東整備局)

[2024/1/10 千葉版]
 関東地方整備局は10日、1月期の発注予定工事(港湾空港関係を除く)を公表する。千葉県内では、24年度第1四半期にかけて工事23件を発注する計画。大型案件では、海老川大橋(船橋市)の下部工事2件や道の駅やちよ(八千代市)のトイレ棟新営工事、3カ年にわたる船橋・木更津出張所管内の維持工事2件などを盛り込んでいる。

 発注工事の内訳をみると、事務所別では千葉国道事務所が18件、江戸川河川事務所が2件、利根川下流河川事務所と常総国道事務所と利根川上流河川事務所が各1件。入札方式別では、一般競争入札が9件、公募型指名競争入札が14件。入札予定時期別では、第4四半期が18件、24年度第1四半期が5件となっている。

 発注規模が4億5000万円から6億8000万円未満は、千葉国道事務所が発注する船橋、木更津両出張所管内の維持工事2件。工期が24年度から26年度までの3カ年にわたるもので、巡視・巡回工や舗装工、コンクリート構造物補修工などを担当する。

 発注規模が2億円から3億円未満の工事は13件。千葉国道事務所は国道357号海老川大橋下部工事2件を年度内に発注する。既設橋脚の拡幅などを実施するもので、工期は11カ月間を見込む。このほか、年度内に道の駅やちよトイレ棟新営他工事を計画。RC造平屋140平方m規模の施設を想定しており、工期は1年間を予定している。

建設コンサル関連業務36件

 同局は、県内で第4四半期から24年度第1四半期にかけて、建設コンサルタント関連業務36件を委託する見通し。田中調節池の設計業務2件や気象大学校の体育館改修設計などを盛り込んでいる。

 事務所別の内訳は千葉国道事務所が14件、首都国道事務所が6件、利根川下流河川事務所と利根川上流河川事務所が各5件、関東技術事務所が3件、江戸川河川事務所が2件、営繕部が1件となっている。

 千葉国道事務所は湾岸地域の道路網検討業務や千葉北西連絡道路の検討業務、利根川上流河川事務所は田中調節池(柏市)の大規模改良に関する周囲堤や囲繞堤の設計業務をそれぞれ第1四半期に委託する予定だ。

 営繕部は気象大学校(柏市)の体育館改修設計その2業務を第1四半期に盛り込んだ。施設の構造・規模はRC・一部S造2階建て延べ700平方mで、履行期間は8カ月を見込んでいる(詳細は関東地方整備局の入札情報サービスを参照)。

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