真岡IC南立体で下部工 発注見通し 新規で71件を追加(栃木県土整備部)
[2023/11/25 栃木版]
県土整備部は24日、発注の見通しが立った11月期の建設工事(250万円超)を公表した。新たに追加する工事は71件で、このうち予定価格5000万円以上の条件付き一般競争入札を国道408号真岡IC南立体(仮称)下部工建設工事や小山栃木都賀線、栃木小山線、稲沢高久線の各道路改良工事、および茂木高校の柔剣道場内外部改修工事、黒磯南高校の管理特別教室棟の暖房設備改修工事と普通教室棟の外部改修工事の、計9件に適用する。このほかの62件はいずれも、指名競争入札での発注を予定する。 =2面に追加分の概要
追加された案件の事務所・課別内訳は、宇都宮土木6件、鹿沼土木4件、日光土木5件、真岡土木10件(うち条件付き一般競争入札2件)、栃木土木7件(同3件)、矢板土木21件、大田原土木5件(同1件)、烏山土木2件、安足土木8件、建築課3件(同3件)となった。
宇都宮土木は、国道119号の宇都宮市徳次郎町ほかの防護柵更新工事や舗装修繕工事などを追加。鹿沼土木は、新産業団地関連の事業となる国道121号の深津工区の舗装工事を3件に分割し、いずれも第4四半期に発注する。
日光土木は舗装修繕工事などのほか、一級河川田川の土沢地先の護岸工事を第3四半期に発注し、約5カ月間の工期で施工する。真岡土木は、国道408号真岡IC南立体(仮称)の下部工建設工事を2件に分割し、それぞれ第4四半期に一般競争入札で発注する。
栃木土木は、都計道小山栃木都賀線の道路改良工事その6に一般競争入札を適用し、第3四半期に発注して約8カ月の工期で施工する。また、主要地方道栃木小山線の道路改良工事その7およびその8の2件についても、第4四半期に一般競争入札で発注する。
矢板土木は、9月4日の豪雨災害で被災した一級河川中川の矢板市上太田地内のスマートIC上と前沢川合流下、および鏡山寺橋下や中川大橋上など、災害復旧に係る護岸工事を追加。このほか、国道408号宇高バイパスの道路改良工事なども追加している。
大田原土木は、県道稲沢高久線の道路改良工事に一般競争入札を適用し、第4四半期に発注して約9カ月の工期を見込む。烏山土木は、一級河川荒川(塩谷)の豪雨災害の復旧工事として、那須烏山市小白井の青雲橋上の護岸工事2件を追加した。
安足土木は、佐野市で都計道赤見馬門線の道路改良工事3件など、あわせて4件の工事を追加した。また、足利市では五十部四号沢の砂防堰堤工事と、足利高校の防球ネット設置工事3件の計4件を追加している。
建築課は、茂木高校柔剣道場の内外部改修工事と黒磯南高校管理特別教室棟ほかの暖房設備改修工事、同校普通教室棟(北校舎)の外部改修工事の3件を追加し、いずれも一般競争入札で第4四半期に発注する。
なお、未発注工事は追加分も含め、一般競争入札が46件、指名競争入札が226件の計272件となっている。