バス停集約化を検討 浦安駅周辺まちづくり(浦安市)
[2023/8/5 千葉版]
浦安市は8月4日、浦安駅周辺地区まちづくり整備検討業務の委託事業者を選定する一般競争入札を公告した。県道浦安停車場線(やなぎ通り)沿道に点在するバス停留所を、浦安駅第4自転車駐車場など市有地に集約化するための検討を進める。予定価格は362万円(税抜き)。履行期限は2024年3月まで。
浦安駅周辺地区については、「浦安駅周辺まちづくり取り組み方針」(2007年3月)を作成。浦安のまちの良さを継承できる形を模索しながら、「ステップ・バイ・ステップ」で段階的に「進化するまちづくり」を進めている。
第1段階である浦安駅周辺土地区画整理事業(地区面積2200平方m)が昨年終了したことから、市では、第2段階として、バス停留所の集約化を検討している。
22年度は、浦安駅周辺地区まちづくり整備検討業務を日本工営都市空間に委託。やなぎ通り沿道に位置する市有地を対象に、バス停留所集約化を含めた利活用方策を検討した。
そこで、今年度は、バス停留所7カ所を、やなぎ通り南側街区の市有地に集約化するため、さらに詳細な検討を進める。
具体的な業務内容は、バス停留所集約化プランのブラッシュアップ、道路管理者(県葛南土木事務所)との協議、バス事業者との意見交換、庁内関係課との意見交換など。
バス停留所集約化プランのブラッシュアップでは、暫定的な運用を目指した短期的プランと、将来の目指すべき土地利用を想定した長期的プランの2案を設定し、それぞれの案についてイメージ図(概略図)を作成してもらう。
参加資格は、22・23年度浦安市入札参加資格者名簿の測量・コンサルタントに、大分類「土木関係建設コンサルタント業務」で登載されていることなど。経験として、バスロータリーの整備を含む、駅周辺のまちづくりに関するコンサルタント業務を履行した実績を求めている。
参加申請書を9日~18日に受け付け、確認通知書を18日~23日に発行。入札書を23日~25日に受け付け、25日に開札する予定だ。