5者1JVに栄誉 建設業者ほう賞 表彰式は19日に開催(那珂市)

[2023/7/5 茨城版]
 那珂市は4日、23年度建設業者ほう賞の受賞者を公表した。本年度は5者1JVの5人が受賞となった。このうち、中庭造園土木は「那土第20号東木倉水戸界線道路改良舗装工事」と「04社総交下第5号額田東郷地区汚水管布設(第3工区)工事」の2件の工事で、平野産業は、単体と平野・滑川土建JVの両方で受賞した。最多受賞は鶴田組の5回目となる。次いで平野産業の4回目、高野工務店と大畠土木、中庭造園土木は2回目と続く。平野・滑川土建JVは嬉しい初受賞に輝いた。表彰式は19日の午後1時30分から市役所5階会議室で執り行われる。

 この表彰制度は、建設業の健全な振興と発展、建設技術の向上を図るために創設された。市が発注した建設工事を誠意をもって適切に施工し、優秀な成績で完成した建設業者を市長が表彰するもの。21年度からは技術者の励みとなるよう技術者表彰を新設し、建設会社とともに監理技術者・主任技術者の栄誉をたたえている。

 今回、建設業者ほう賞の対象となったのは、市が発注した請負金額300万円以上の工事で、22年度に優秀な成績で完成させた110件の建設工事。工事の内訳は土木が50件、舗装が12件、建築が7件、水道施設が27件、その他が14件となる。このうち、優良な工事を施工した建設業者および当該工事を担当した技術者を表彰する。

 選定にあたっては、6月23日に開催された「那珂市建設業者ほう賞審査会(委員長・玉川明副市長)」で審査し、優秀な成績で施工した5者1JV5人を選定し、市長が決定した。

 以下、本年度の受賞者は次の通り(▽受賞者〔所在地〕=[1]工事名[2]技術者名[3]受賞回数、敬称略)。

▽高野工務店(那珂市瓜連610-1)=[1]那土第14号中台北次男分津田境線道路改良舗装工事[2]大友竜二[3]2回目
▽平野産業・滑川土建JV(平野産業・那珂市菅谷5408-2、滑川土建・那珂市菅谷833-1)=[1]03繰国補社交第1号市道335号線外排水整備工事[3]初
▽平野産業(那珂市菅谷5408-2)=[1]那土第21号額田東郷新地後坂下線道路排水整備工事[3]3年連続4回目
▽中庭造園土木(那珂市横堀660)=【I】[1]那土第20号東木倉水戸界線道路改良舗装工事[2]小野正文【II】[1]04社総交下第5号額田東郷地区汚水管布設(第3工区)工事[2]中庭大輔[3]2年連続2回目
▽鶴田組(那珂市菅谷4458-73)=[1]那土第4号R4市道6-0018号線舗装補修工事[2]高橋健太郎[3]5年連続5回目
▽大畠土木(那珂市菅谷4338)=[1]那土第17号東木倉水戸界線道路改良舗装工事[2]坂田陽介[3]2年連続2回目

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