みどりが丘小学校分離新設校の整備DB公告 単体かJV組成(千葉県八千代市)
[2023/7/5 千葉版]
八千代市は、みどりが丘小学校分離新設校の整備事業者を選定する総合評価方式・一般競争入札を公告した。事業手法は工期短縮が図れる設計施工一括発注方式(DB方式)。参加資格は単体か3者以内の特定建設工事共同企業体(JV)。期間は2026年3月まで。西八千代地区では児童数が急増していることから、3階建て延べ6000平方m程度の校舎と、延べ900平方m程度の体育館を建設、26年4月の開校を目指す。
6月の補正予算では、分離新設校の建設費として3カ年で総額44億7622万円の継続費を設定、あわせて今年度分5592万円を計上している。
建設候補地は、東葉高速線「八千代緑が丘駅」の南西約300mのパチンコ店跡地(八千代市大和田新田1096番2ほか)。面積は7000平方m。用途地域は市街化調整区域。建ぺい率60%、容積率200%。東側は都市計画道路3・5・11号線(県道船橋印西線)に面している。
児童数は700人程度、教職員数は50人程度を想定。普通教室は34教室、特別教室は5教室を確保、職員室や校長室、保健室、配膳室、会議室、放送室などを整備する。
耐震安全性の分類は、構造体II類、非構造部材A類、建築設備乙類。来客用駐車スペースは10台程度とし、プールは整備しない。
設計にあたっては、今後の児童数の減少を見据え、将来的に解体することも想定した建築計画とする。解体時期は未定だが、建築計画上は15年後を目安とする。
入札参加資格は、単独企業または設計事務所を除く3者以内のJV。
単独企業またはJVの代表構成員は、建築一式工事について経営事項審査の総合評定値(P)が1400点以上、JV構成員は同800点以上あること。
現地視察会参加申込書を7日まで受け付け、現地視察会を13日と14日に実施。
資格確認申請書を8月4日まで受け付け、確認結果を7日~10日に通知。提案書類を8月14日~9月8日、入札書を11月8日~10日に受け付け、事業者選定委員会(ヒアリング)を10日に開催、11月下旬に落札者を決定する予定だ。