5部門で6者に栄誉 優良業者表彰 表彰式は来月28日開催(筑西市)
[2023/6/16 茨城版]
筑西市は15日、23年度優良建設業者に選ばれた5部門の6者を公表した。受賞者は第1部門が武内建設と田崎建設、第2部門が小田部工務店、第3部門が為貝電機、第4部門が太健電気、水道部門が宮山となる。宮山は昨年の第3部門での受賞に続き、2年連続の受賞となる。表彰式は7月28日の午前10時から、市役所本庁舎4階の市長応接室で開催する予定だ。
この表彰制度は15年度に創設されたもので、今回が9回目となる。市が発注する建設工事を誠意をもって優秀な成績で完成させ、他の模範となる建設業者を表彰することで、建設工事の適正かつ良好な施工の確保および技術の向上を図る目的で設けられた。
対象となる工事は、前年度に完成した請負金額130万円以上の市発注の建設工事のうち、優れた現場管理のもとに適正な工程管理に基づき施工された工事で、その出来栄えと関係書類などの整備状況が特に優れているものとする。17年度には表彰部門を2部門から4部門へ、18年度には水道部門を加えて、より多くの受賞機会の拡大を図った。
表彰部門は、第1部門が請負金額1000万円以上の土木一式工事・建築一式工事・舗装工事、第2部門は同130万円以上1000万円未満の土木一式工事・建築一式工事・舗装工事、第3部門は同1000万円以上の電気工事・管工事・その他工事、第4部門は同130万円以上1000万円未満の電気工事・管工事・その他工事、水道部門は同130万円以上の水道工事とし、それぞれ1件程度を選定する。
選定にあたっては、5月29日に開催した「筑西市建設工事等入札参加資格審査会(委員長・菊池雅裕副市長)」で対象工事の審査を行い、その審査報告に基づき市長が決定した。表彰は毎年1回実施し、表彰した請負業者および対象工事の概要は市のホームページで公表する。
対象となったのは第1部門33件(うち推薦7件)、第2部門34件(うち推薦2件)、第3部門19件(うち推薦1件)、第4部門24件(うち推薦1件)、水道部門37件(うち推薦1件)の合計147件(うち推薦12件)の工事で、このうち最も優秀であると認められた6者が選ばれた。
以下、詳しい受賞内容は次の通り(▽会社名〔住所、代表者名〕=[1]工事名[2]工事場所[3]請負金額)。
【第1部門】
▽武内建設(筑西市柳332-16、武内信夫代表取締役)=[1]R4第5号門井下地内道路改良舗装工事[2]門井[3]1076.9万円
▽田崎建設(筑西市関本肥土357、田崎一夫代表取締役)=[1]R3市単第1号小川線代替地整地工事[2]小川[3]1335.4万円
【第2部門】
▽小田部工務店(筑西市木戸1321、小田部直樹代表取締役)=[1]4道路起債第8号道路維持補修工事[2]藤ケ谷[3]867.9万円
【第3部門】
▽為貝電機(筑西市新治2003-15、為貝満代表取締役)=[1]筑西市立伊讃小学校屋内運動場長寿命化改良工事(電気設備)[2]西谷貝469[3]2244万円
【第4部門】
▽太健電気(筑西市上野35-1、小貫健治代表取締役)=[1]令和4年度第2号防犯灯新設工事[2]子思儀、森添島、五所宮、掉ヶ島および小塙[3]241万1530円
【水道部門】
▽宮山(筑西市榎生1-3-5、森正治代表取締役)=[1]第28号伊佐山・小川地内配水管布設替工事(2工区)[2]伊佐山・小川[3]3069万円