学校改築で指名プロポ 小学校3校の基本設計(宮城県 仙台市)

[2023/6/14 宮城版]
 仙台市教育局は2023年度、小学校3校の校舎増改築に伴う基本設計に着手する。対象校は青葉区の北仙台小学校、太白区の長町小学校と八本松小学校。このうち、北仙台小学校と長町小学校はそれぞれ簡易プロポーザルで、一級建築士事務所登録の各6者を設計候補者に選定して通知した。今後、参加意向の確認と提案内容を受け、審査を経て7月中に受託候補者を決定する。八本松小学校は7月下旬を目安に簡易プロポーザルを通知する見込み。

 小学校3校は、いずれも校庭に新校舎を建設してその後、既存校舎を解体する。新校舎は3~4階建てを想定し、基本設計業務で校舎・体育館などの配置、新校舎の構造・階層など設計条件をまとめる。履行期限はいずれも24年3月末まで。24年度に実施設計を行う。

 北仙台小学校は築54年の校舎と体育館、プールの基本設計を行う。新校舎は延べ床面積で約6800平方m。体育館およびプールは床面積約1100平方mで検討する。長町小学校は築58年の校舎とプールを改築する。新校舎の延べ床面積は約5900平方m。設備設計者は同プロポの設計校舎が協力企業に提案する。

 八本松小学校は築56年の校舎、体育館とプールの増改築を行う。新校舎の延べ床面積は約7400平方m。体育館およびプールは約1100平方mを想定している。プロポは別途、7月下旬を目安に通知し、9月に受託候補者を決定する見通し。

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