優良業者に12者 河又土建が9年連続18回目(ひたちなか市)
[2023/6/2 茨城版]
ひたちなか市は1日、26回目となる優良建設業者褒賞の受賞者を発表した。本年度は、誠意を持って適正に施工し、優秀な成績で完成させた施工者として12者を選定。最多受賞は、15年度から9年連続受賞となった河又土建工業の18回となる。表彰式は7月26日に市役所で行われる予定だ。
受賞回数を見ると、河又土建工業の18回を最多に、八木組の13回、井滝建設と斉藤興業所、中島工務店の各11回、ストウ工業の9回、大曽根建設の8回、横須賀工務店の6回、井上工務店と上肥の各4回、砂押工業の2回と続く。菅原建設は初受賞となった。受賞者のうち、河又土建工業は9年連続、井滝建設は6年連続、斉藤興業所は5年連続、ストウ工業と中島工務店は4年連続、大曽根建設は3年連続、八木組は2年連続となっている。
市の優良建設業褒章は1995年度に開始され、東日本大震災の影響があった12-14年度は休止し、15年度から再開した。市となってからは今回で26回目を数える。
褒賞既定では、目的に「建設業の健全な振興発展に資するため」と定義。4項目ある審査基準には、▽工事の内容が契約の条件に従い順調に進ちょくし、確実に履行されている▽工事施工中での現場内安全管理と周辺環境対策の確保がされている▽工事施工での関係法令などが遵守されている▽使用材料の品質と品質管理が適正に確保され、各工程での資料作成・整理などが優れていること──などを定めている。
今回の対象工事件数は、22年度に完成した231件(水道事業発注分40件含む)で、前年(282件)から51件の減少となった。審査は、渡邊政美副市長を会長とする褒賞審査会が行い、5月25日に開かれた審査会で受賞者12者を決定し、同26日に市長が決定した。
以下、受賞者と対象工事は次の通り。
▽井滝建設=本郷雨水7号幹線管きょ布設工事(R3国補公下雨第4号)、高場高野線道路改良工事(R3社交佐東区改第2号)、佐和駅東雨水管きょ布設工事(R3国補公下雨第8号)、171街区擁壁工事(R3東2工第2-2号)、区画道路6-59号線舗装新設工事(R4東2舗新第1号)、東中根高場線道路改良工事(R3国補都構第3号)、橋梁補修工事(R4国補道路橋梁補修第1号)
▽井上工務店=しおかぜみなと建設建築工事
▽大曽根建設=市道563号線道路改良工事(R3国補都構第2号)、高場雨水9号幹線管きょ布設工事(R3国補公下雨第3号)
▽河又土建工業=緊急浚渫工事(R3河維工第3号-4)、管路施設工事(R4市単公下北第3号)、六ッ野雨水管きょ布設工事(R3国補公下雨第7号)、6-45A号線区画道路改良工事(R4都再六区第22号)
▽斉藤興業所=区画道路6-77号線外1路線道路改良工事(R4東2工第1-2号)、舗装補修工事(R4道管補修第2号)、6-88A号線外4路線区画道路改良工事(R3都再六区第6号)、区画道路8-1号線舗装新設工事(R3市単佐東区舗第1号)、勝田中央駐車場整備工事、管路施設工事(R4国補公下南第4号)、東石川地内(その2)配水管布設替工事(R4配整第9号)、六ツ野土区内(その5)配水管布設工事(R4配受第10号)
▽菅原建設=大島第1幹線管きょ布設工事(R2国補公下雨第3号)、高場雨水9号幹線管きょ布設工事(R3国補公下雨第3号)
▽上肥=区画道路105-1号線外3路線道路改良工事(R3東1工第1-1号)、舗装補修工事(R4道管補修第6号)、高場雨水1号幹線特殊マンホール設置工事(R3市単公下雨第1号)、高場雨水2号幹線管きょ布設工事(R3国補公下雨第2号)
▽ストウ工業=舗装補修工事(R4道管補修第1号)、管路施設工事(R4国補公下南第2号)、東中根高場線道路改良工事(R3国補都構第4号)、高場雨水1号幹線管きょ布設工事(R3国補公下雨第1号)、管路施設工事(R4国補公下南第1号)、各中学校空調機移設及び更新修繕
▽砂押工業=東部第2土区内(その1)配水管布設工事(R4配受第3号)、馬渡地内(その1)配水管布設替工事(R4配整第22号)
▽中島工務店=6-12A号線外3路線区画道路改良工事(R3都再六区第12号)、佐野169号線流末排水整備工事(R4排整第2号)、武田市毛線道路改良工事(R3社交武区改第2号)、高場雨水4号幹線管きょ布設付帯工事(R3国補公下雨第10号)、橋梁補修工事(R4国補道路橋梁補修第1号)
▽八木組=佐和駅東雨水管きょ布設工事(R3市単公下雨第2号)、舗装補修工事(R4道管補修第8号)、高場雨水1号幹線管きょ布設工事(R3国補公下雨第1号)、管路施設工事(R4国補公下南第1号)
▽横須賀工務店=堀口小学校家庭科室改修工事、那珂湊第一小学校屋上防水及び外壁改修工事、前渡小学校フェンス改修工事