37路線を新規着手 道路整備基本計画 舗装修繕は38路線を(那須塩原市)

[2023/1/7 栃木版]

 那須塩原市はこのほど、計画期間を2027年度までとする第2次道路整備基本計画(改定版)の素案をまとめた。それによると、計画対象道路は50路線(市内各所の幹線道路の舗装修繕含む)で、このうち新規に事業着手する道路は▽新幹線側道西3号線▽南郷屋・睦420号線▽田島通り線▽三区町1522号線▽塩釜裏道線-など37路線。また、舗装修繕整備を行うのは38路線となっている。

 計画の基本テーマは「安全安心で持続可能な地域社会の形成を支える道づくり」とし▽都市力成長を支える骨格的な道づくり▽安全で便利なまちづくりを支える道づくり▽コンパクトなまちづくりを推進する道づくり▽安全安心な通行を確保するための道路保全-をテーマに位置付けた。

 「都市力成長を支える骨格的な道づくり」のうち、骨格道路は新南・下中野線[1]の事業を継続するほか、(仮称)下中野・三本木線は新南・下中野線の供用開始後の交通流動の変化で整備方針を決めることから、後期実施期間中の事業着手を見送る。新幹線側道西3号線は、JR東日本の新幹線車両基地の増床計画に合わせ、新規路線として整備を行うとしている。

 拠点連絡ラインを補完する道路は、都市計画道路3・3・4東那須野東通りの事業を継続するほか、(仮称)洞島・横林線の後期実施期間中の事業着手を見送る。都市計画道路3・4・9西那須野中央通りに接続する南郷屋・睦420号線は、一部狭あいな区間があり、安全な通行を確保する必要があることから新規路線に追加する。

 「安全で便利なまちづくりを支える道づくり」のうち、補助幹線は湯街道2号線と埼玉・鳥野目線を現道拡幅路線として事業効果の早期発現を目指し、継続事業とする。田島通り線は、国道4号接続部分の交差点改良が必要となることから、新規路線に追加する。

 生活道路では、井口966号線と加治屋堀線を現道拡幅路線として事業効果の早期発現を目指し、継続事業とする。三区町1522号線は、地域内道路の利便性を確保するため、新規路線に追加。塩釜裏道線は、狭あいな路線で問題が生じていることから、新規路線に追加する。

 歩行空間は石林・東赤田線と共墾社一分水線で、安心して通行できる歩行空間の整備として事業効果の早期発現を目指し、継続事業とする。また▽下永田270、273号線▽緑・下永田271号線▽太夫塚224号線▽下豊浦一分水線▽黒磯西岩崎線[2]▽鍋掛横3号線▽埼玉縦2号線-の7路線については、全体的な事業バランスを考慮して、後期実施期間中の事業着手を見送る。

 「コンパクトなまちづくりを推進する道づくり」のうち、各種都市機能や居住機能を誘導するための道路は、前期実施期間で5路線の整備が完了して事業効果が得られ、全体的な事業バランス等も考慮すべきであることから▽松浦町稲村線[2]▽太夫塚225号線▽東三島514号線▽三島・三区町線▽島方団地上中野線-の5路線については、後期実施期間中の事業着手を見送る。

 「安全安心な通行を確保するための道路保全」では、37路線や市内各所の幹線道路の舗装修繕を行う。対象は▽波立芝中線▽石丸鍋掛線▽三本木石丸線▽高林青木線▽青木三区横3号線▽青木四区横2号線▽穴沢戸田線▽越堀赤坂線▽鍋掛横3号線▽芋久保線▽波立島方線▽環状線▽黒磯唐杉線▽大原間東小屋線▽槻沢通り線▽なんじゃもんじゃ通り線▽三区町126号線▽疏水通り線▽南赤田・四区町線▽ときわが丘通り線▽若葉通り線▽宇都野野崎北線▽関谷湯宮線▽接骨木大貫1号線▽埼玉・鳥野目線▽鍋掛団地南線▽島方275号線▽戸田縦1号線▽埼玉外周西線▽上中野横1号線▽埼玉縦2号線▽上中野方京線▽島方芝中線▽塩原街道線▽睦・西遅沢線▽下豊浦横2号線▽東原一分水線-となっている。

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