大規模な道路整備に事業監理導入 27日に3事業プロポ公告へ(千葉県)

[2022/12/24 千葉版]
 千葉県県土整備部は、事業規模の大きな道路整備に事業監理業務を導入する。プロポーザル方式で募集することを発表した。対象となるのは、銚子連絡道路三期、押切・湊橋(仮称)、国道126号八木拡幅の3事業。業務規模は順に4億0840万円、2億8760万円、3億0820万円となっている。27日に募集要項を公告する予定だ。

 県は、事業規模の大きな路線や橋梁について、事業期間の短縮を図るため、施工前段階の各種調査や地元調整など、短期間のうちに集中的に発生する業務を包括的に委託する。

 27日に業務の委託事業者を選定するプロポーザルを公告する。2023年2月6日~16日に参加表明書や技術提案書を受け付け、3月10日の評価委員会・ヒアリング審査を経て、同16日に特定結果を通知する予定だ。

 銚子連絡道路三期事業(匝瑳市~旭市区間)については、本年度に新規事業化し、調査設計を進めている。23年度以降、事業区間(延長13km)の全線にわたり、用地取得や工事着手に向けた測量調査設計、地元・関係機関との協議調整を予定している。

 押切・湊橋事業(市川市)については、本年度に新規事業化し、調査設計を実施している。早期の工事着手に向けて、23~25年度に測量調査設計や関係機関の協議を踏まえた総合的な事業計画の策定、工程管理が必要となっている。

 国道126号八木拡幅事業(旭市~銚子市区間)では、現道の拡幅と2車線バイパスの整備を推進。工事の実施中区間(延長3km)については、早期供用に向けた工事の施工管理、工事の未着手区間(同2.7km)については、用地取得や測量調査設計、関係機関との協議などが予定されている。

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