千葉県内工事13件 WTOで神崎PA改良(関東整備局)
[2022/10/4 千葉版]
関東地方整備局は3日、10月期の発注予定(港湾空港関係を除く)を公表した。千葉県内では、千葉国道事務所など4事務所が工事13件を発注する計画。政府調達協定(WTO)対象の一般競争入札では、月内にも圏央道の神崎PA改良工事を公告する予定だ。
県内工事の内訳をみると、事務所別では、千葉国道事務所が8件で最も多く、常総国道事務所と利根川下流河川事務所が各2件、東京第二営繕事務所が1件。入札方式別では、一般競争入札(WTO対象)が1件、一般競争入札が9件、公募型指名競争入札が3件。四半期別では、第3が6件、第4が7件となっている。
WTO対象案件をみると、常総国道事務所は第4四半期にR4圏央道神崎PA改良その3工事を発注する。軽量盛土工と函渠工を想定しており、発注規模は6億8000万円から15億円未満。月内にも公告する予定だ。
一般競争入札で工事発注規模が3億円から4億5000万円未満は3件。千葉国道事務所は第4四半期にR4圏央道多古地区改良その7工事を計画。盛土(2万m3)、深層改良(124本)、排水構造物工(100m)を進めていくもので、工期は13カ月を想定している。
このほか、第4四半期に利根川下流河川事務所がR4利根川右岸笹本排水樋管新設工事、常総国道事務所がR4圏央道浄向川第一橋外上部工事をそれぞれ発注する。工期は順に13カ月、10カ月となっている。
建設コンサル
関連業務7件
同局は、県内で建設コンサルタント関連業務7件を計画している。事務所別の内訳は利根川下流河川事務所が3件、首都国道事務所が2件、千葉国道事務所と江戸川河川事務所が各1件。
首都国道事務所は第4四半期にR4北千葉道路(市川・松戸)の橋梁予備設計業務を委託する。簡易公募型競争(総合評価落札方式)で選定を進めていくもので、履行期間は7カ月を見込む。
利根川下流河川事務所は第3四半期に簡易公募型プロポーザル方式で、R4・R5佐原川合流点計画外検討業務やR4利根川河口部浸水対策検討業務、R4・R5利根川下流部事業計画検討業務の3件を計画している(詳細は関東地方整備局の入札情報サービスを参照)。