延べ20社に栄誉 建設業者表彰受賞者を発表(日立市)
[2022/7/7 茨城版]
日立市は6日、市建設業者表彰の受賞者を発表した。今回は、特に優秀な成績で工事を完成させた工事15件(JV施工11工事を含む)の延べ20社を選定した。最多受賞は岡部工務店と鈴縫工業、多賀土木の各12回となっている。表彰式は、8月2日に本庁舎会議室で開催される予定だ。
受賞者別に見ると、3社の12回に続いて、日立土木の10回、株木建設の9回、茨城日鉱建設と白土工務店、戸祭電気商会の各8回、太陽防設の7回、東邦クリーン工業とりんかい日産建設の各6回、小林建設の各5回、市川工業所と共和産業、清和工業の各4回、田岡建設とカドワキ産業、金成重機建設、金沢産業の各3回となる。また、ISONOが嬉しい初受賞となった。
受賞工事では、中里中学校校舎改築事業が外構工事を含めて5件が受賞工事となったほか、みやた認定こども園の新園舎建設事業で4件、落見川では遊水池や護岸改修など3件が受賞工事となっている。受賞工事の件数では、多賀土木と茨城日鉱建設がJV施工を含む工事3件、鈴縫工業と日立土木、小林建設、田岡建設はJV施工を含む工事2件での受賞となった。
受賞工事のうち、5件の工事が対象となった中里中学校校舎改築事業では、株木建設・多賀土木・茨城日鉱建設JVが施工した建築工事について、中学校や交流センターを運用しながらの施工となるため、通行の安全確保や工事による騒音を抑えるなどの配慮が必要となり、平面形状が扇型で木造と鉄筋コンクリートの混構造であることから特殊な施工技術が必要とされた中で、「受注者は高い技術力や管理能力により、良好な品質の出来形を実現し、学校の運営に支障をきたすことなく工期内に工事を完成させた。工事中の誠実な対応について、学校からも高い評価を受けている」などと評している。
今回の市建設業者表彰では、21年度に完了した工事のうち、企業局発注分を含めて130万円以上の工事305件を対象に選定。審査は、6月15日に開かれた市建設業者ほう賞審査委員会(委員長=吉成日出男副市長)が行い、施工技術や品質規格、工期などすべての点で優秀との評価された工事15件の延べ20社を決定した。
以下、受賞工事と受賞者は次の通り。
▽(国)鳥坂橋復旧工事=田岡建設
▽みやた認定こども園新園舎建設事業外構工事=日立土木
▽(国)市道2560号線改良工事=鈴縫工業・茨城日鉱建設JV
▽(国)日高小学校校舎改築事業外構(その2)工事=りんかい日産建設・小林建設JV
▽(国)中里中学校校舎改築事業外構(その1)工事=多賀土木
▽本庁舎北側階段整備工事=鈴縫工業・茨城日鉱建設JV
▽落見川遊水池整備工事=小林建設・金成重機建設・田岡建設JV
▽落見川護岸改修(その1)工事=岡部工務店・多賀土木JV
▽落見川護岸改修(その2)工事=ISONO
▽みやた認定こども園新園舎建設事業建築工事=日立土木・白土工務店JV
▽みやた認定こども園新園舎建設事業電気設備工事=金沢産業・カドワキ産業JV
▽みやた認定こども園新園舎建設事業機械設備工事=市川工業所・共和産業JV
▽(国)中里中学校校舎改築事業建築工事=株木建設・多賀土木・茨城日鉱建設JV
▽(国)中里中学校校舎改築事業電気設備工事=戸祭電気商会・太陽防設JV
▽(国)中里中学校校舎改築事業機械設備工事=清和工業・東邦クリーン工業JV