小美玉でルート検討 国道6号道路整備検討会を開催
[2022/4/6 茨城版]
国土交通省関東地方整備局と県土木部で構成する「県国道6号道路整備検討会」は3月29日、第5回会合を開催した。会合では、県内の国道6号に対する最新の事業実施環境を確認したほか、区間ごとの当面の進め方(案)が示された。このうち、未整備区間である小美玉道路区間では、引き続き概略ルート・構造の検討を進めていく。なお、今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、書面形式での開催となった。
この検討会は、直轄国道の整備率が著しく低い国道6号の県内未整備区間について、周辺の交通状況を踏まえた交通の円滑化を図るよう、整備方針を検討するために調査に着手することが18年3月に国交省より示されたことなどを受け、同年12月に設置された。バイパスや拡幅など事業中の箇所に関する整備促進や、未事業化区間の早期事業化を目指し、整備方針などの検討を進めている。
今回の会合では、都市計画決定済の未整備区間について、周辺状況を勘案しつつ事業実施に向けた検討を行うことを示した。また、未整備(2)の6号小美玉道路区間(石岡~小美玉地区)については、引き続き、概略ルート・構造の検討を進めていく。日立地区の未整備区間(3)では、都市計画決定に向けて引き続き、関係者と準備を進めるとしている。
検討会では、今後も引き続き交通状況に応じて適宜検討会を開催し、議論を進めていく予定だ。