社会福祉法人芽吹を選定 30床の特養ホーム整備(宮城県 蔵王町)
[2022/3/30 宮城版]
蔵王町は公募していた広域型の特別養護老人ホームの整備・運営事業者に社会福祉法人芽吹(蔵王町、富田正夫理事長)を選定した。同法人は同町遠刈田温泉地区で特養ホーム「せせらぎのさと蔵王」を運営しており、隣接地に30床の新施設を増設する予定だ。2022年度の着工を目指してもらう。
同町の特養ホームの整備は、高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画に基づきサービスの充実を図るために計画。1月26日に公募を開始し、2月25日までに同法人1者から応募を受け付けた。3月4~17日にかけ選定委員会で審査を行い、予定事業者に決定している。
町によると、新施設は同法人が運営する既存「せせらぎのさと蔵王」の隣接地に建設する見通し。広域型の特養ホームとし、個室30床のほか、事務室や共同スペース、トイレ・浴室などを配置することになりそうだ。町に提出した事業計画では、現在のところS造2階建てを想定している。
整備に当たっては県の補助金を活用する見通しで、22年度に協議が行われる予定。同年度内の着工・竣工、翌23年度の開設を目指してもらう。