[2022/2/25　栃木版]

　県土整備部は25日付で、発注の見通しが立った2月期の建設工事(250万円超)を公表する。今回新たに追加した工事は108件で、このうち予定価格3000万円以上の条件付き一般競争入札は、「国道119号日光橋橋梁補修工事」と「構内外構工事那須庁舎その4」の2件を予定する。このほか今回は、2022年度第1四半期以降分の見通しも併せて公表している。＝2面に108件の概要

　21年度追加公表分の土木事務所別内訳は、宇都宮土木事務所5件、鹿沼土木事務所16件、日光土木事務所10件(うち条件付き一般競争入札1件)、真岡土木事務所8件、栃木土木事務所36件、矢板土木事務所10件、大田原土木事務所5件(同1件)、烏山土木事務所6件、安足土木事務所8件、公園事務所4件で、下水道管理事務所、河川課、建築課、住宅課は該当がなかった。

　宇都宮土木事務所は、大沢宇都宮線や3・2・101号大通りの道路改良工事、および舗装修繕工事3件の計5件を追加し、いずれも指名競争入札で発注する。鹿沼土木事務所は、古峯原宮通りの道路改良工事や舗装工事をはじめ、下日向粟野線の道路改良工事や大芦川の河道掘削工事、県道石裂上日向線石裂橋と主要地方道草久足尾線字穴橋の橋梁補修工事など16件を追加している。

　日光土木事務所は、国道119号日光橋の橋梁補修工事を一般競争入札で発注して、約15カ月間の工期で施工する。このほか国道119号大沢交差点の道路改良工事や、県道中宮祠足尾線の道路排水工事および11号橋橋梁補修工事など計10件を追加した。

　真岡土木事務所は、那珂川水系の土砂災害警戒区域標識設置工事や国道121号ほかの標識板更新工事など8件を追加。栃木土木事務所は、宇都宮亀和田栃木線の道路改良工事や舗装修繕工事、巴波川の護岸工事、国道293号西方小学校前歩道橋や主要地方道宇都宮栃木線壬生中学校前歩道橋の塗装工事など、計36件を追加する。

　矢板土木事務所は、県道県民の森矢板線の道路防災工事を2件に分けて発注するほか、県道佐久山喜連川線や県道蒲須坂喜連川線の道路改良工事など10件を追加した。大田原土木事務所は、那須庁舎の構内外構工事その4を追加。一般競争入札で発注し、路盤工や側溝工を約8カ月間の工期で施工する。このほか、主要地方道西那須野那須線上中野地内の道路改良工事なども追加した。

　烏山土木事務所は、国道293号の道路情報板更新工事や道路照明更新工事、旭表1-A地区の法面工事などを追加。安足土木事務所は名草川の護岸工事をはじめ、足利市で5件、佐野市で3件の工事を追加した。

　公園事務所は、那須野が原公園と日光だいや川公園のアスレチック更新工事、中央公園の電気引込設備更新工事、那須野が原公園キャンプ場キャビンの空調設備更新工事を追加している。