2022年度予算案 総合体育館修繕に5億円(浦安市)

[2022/2/9 千葉版]
 
 浦安市(内田悦嗣市長)は、2月15日開会の市議会定例会に上程する40議案の概要を明らかにした。一般会計は、前年度(6月補正後予算)に比べ2.2%(15億1953万円)減の総額682億円。他の特別4会計と企業1会計を加えた市全体の支出規模は961億2700万円で同0.7%の減。一般会計は、震災からの復興事業が一段落したことや、コロナ禍による市民税の減などにより、3年連続のマイナスとなった。総合体育館大規模修繕事業に総額5億6754万円の継続費、美浜中学校改修事業に限度額5億6300万円の債務負担行為を設定している。

 一般会計の普通建設事業費は56億3861万円(前年度比23.5%増)で、補助事業が15億8721万円(同8%増)、単独事業が40億4140万円(同30.9%増)。

 建設関連の新規事業をみると、総合体育館大規模修繕事業では、空調設備エアハンドリングユニットおよび自動制御設備の改修を計画。工事費として2億9986万円、委託料として703万円を計上、併せて2カ年で総額5億6754万円の継続費を設定する。また、関連経費として1348万円を確保し、修正設計を進める。

 学校関連では、設計費として小中学校のエアコン更新に2344万円、美浜南小学校改修に1460万円、日の出小学校改修に1250万円、美浜中学校改修に862万円を配分。明海小学校の屋内運動場改修工事に1億4575万円を投じる。また、美浜中学校の改修事業に2カ年で限度額5億6300万円の債務負担行為を設定する。

 認定こども園の整備については、美浜南の改修工事に6547万円、入船南の改修設計に919万円を計上。入船南の改修に2カ年で限度額7938万円の債務負担行為を追加する。

 自治会集会所新築事業では新築工事費として、プラウド新浦安自治会集会所に5152万円、パークシティグランデ新浦安自治会集会所に5866万円を予算化。実施設計費として、プラウド新浦安パームコート自治会集会所に448万円、美浜16自治会集会所に288万円を投じる。

 老人クラブ施設整備事業には1億5444万円を配分。このうち八区若寿会館建替工事に6442万円、美浜16サロンの会会館の実施設計に236万円を充てる。

 土木関連では、道路補修等事業に5億8733万円、無電柱化事業に1億8134万円、道路改良事業に1億7951万円、橋梁維持補修事業に2億9862万円、雨水対策事業に3億5088万円をそれぞれ確保。

 河川関連では工事費として、日の出・明海地区前面海岸護岸に1億5836万円、千鳥地区前面海岸護岸に8649万円、境川・市役所周辺エリアに7075万円を割り当てる。

 このほか、委託関連では、道路照明施設更新設計に1090万円、舞浜小学校地区児童育成クラブの分室設計に1081万円、屋内水泳プールの劣化診断等に1000万円、一般廃棄物処理基本計画改定に900万円、し尿処理基本方針検討に546万円、旧護岸の在り方調査検討に500万円、仮称・消防署舞浜出張所建設準備・検討に385万円、新町地域の公共施設用地整備検討に300万円を盛り込んでいる。

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