工事46件 月内に発注 第4四半期発注予定(宮城県 仙台市)
[2022/1/7 宮城版]
仙台市は6日、本年度の工事発注見通しを公表した。第4四半期の発注件数は46件で、すべて月内公告を予定する。予定価格が1億円以上23億円未満の大型工事では、土木工事で西原雨水ポンプ場の増設棟建設工事を月内に発注する。工期は40カ月(3年4カ月)。工事費は2021年度予算で2億1900万円の計上と限度額10億4500万円の債務負担(期間22~24年度)を設定している。
工事の発注予定は四半期別にまとめ、市役所の市政情報センターとホームページで公表している。予定工事46件のうち、25件は予定価格が1000万円以上5000万円未満で、仙台駅東1号.2号公園はそれぞれ発注する。天然芝張工事は別途、22年度以降の発注を見込んでいる。
内訳は、1億円以上23億円未満が7件、5000万円以上1億円未満が6件、1000万円以上5000万円未満が25件、250万円以上1000万円未満の指名競争入札は8件。指名競争入札で災害復旧工事などを新規に追加した。
工種別は、土木工事26件、電気設備工事と水処理施設工事がそれぞれ4件、その他機械器具設置工事3件、建築工事と造園工事は各2件。このほか、給排水衛生冷暖房工事や区画線設置工事、舗装工事など。土木工事では、大型工事5件を発注する。
西原雨水ポンプ場増設棟建設工事では、本体築造工事で流入出接続渠、吐出槽を施工する。実施設計業務は東京設計事務所(東北支社・仙台市若林区)がまとめた。ポンプ設備2台と建屋工事は24年度以降を見込み、27年度の供用開始を目指す。このほか、イズミティ21の大規模改修に伴う電気設備工事1件と電気通信工事1件を発注する。