関東地方整備局 4号電線共同溝など 発注見通し 県内事務所は19件予定

[2022/01/06 栃木版]

 国交省関東地方整備局は6日に、建設工事発注見通し(10月期・250万円超)を公表する。県内の3事務所は合わせて19件の発注を予定し、このうち宇都宮国道事務所は国道4号の電線共同溝工事や交通安全対策工事を一般競争で発注。日光砂防事務所は砂防堰堤工事や砂防堰堤改築工事など3件を一般競争入札で、渡良瀬川河川事務所は2022年度や22・23年度の河川維持管理工事5件を一般競争でそれぞれ発注する。(7面に事務所別の発注予定)

 1月期の発注見通しは、一般競争(政府調達協定対象)11件、一般競争227件、一般競争(拡大)18件、通常型指名競争3件、公募型指名競争46件の計305件。工種別では一般土木86件、アスファルト舗装工事18件、造園工事25件、維持修繕工事124件などとなっている。

 県内の事務所は、一般競争(拡大)で宇都宮国道事務所と渡良瀬川河川事務所が各1件、一般競争で宇都宮国道事務所が9件と日光砂防事務所が3件、渡良瀬川河川事務所が5件を予定する。

 事務所別でみると、宇都宮国道事務所は国道4号の那須地区交通安全対策工事を第4四半期に、同じく国道4号の小山喜沢電線共同溝その5工事や西那須野道路西三島地区電線共同溝工事を22年度の第1四半期に、一般競争入札で発注する。

 また、22・23・24年度の矢板出張所管内維持工事や小山出張所管内維持工事、宇都宮国道管内緑地管理工事を一般競争入札で、同じく22・23・24年度の宇都宮国道道路照明維持工事を一般競争入札(拡大)で、それぞれ第4四半期に発注する。

 日光砂防事務所は、大真名子東沢砂防堰堤工事と早川谷上流砂防堰堤改築外工事、日光砂防施設整備(今市地区他)工事の3件をいずれも第1四半期に一般競争入札で発注。大真名子東沢砂防堰堤工事は掘削工約5000立方mやコンクリート約1000立方mなどの内容で、約30カ月の工期で施工する。

 渡良瀬川河川事務所は、22年度の桐生管内と足利管内右岸、同左岸、佐野河川管内右岸、および22・23年度の佐野河川管内左岸のいずれも維持管理工事を、それぞれ第4四半期に一般競争入札で発注する。

 このほか県内を施工場所とする案件は、常陸河川国道事務所が22・23年度の那珂川上流管内維持管理工事(茂木町飯野地先)、下館河川事務所が22・23年度の伊讃管内維持管理工事(真岡市)と真岡管内維持管理工事(真岡市)、利根川上流河川事務所が22年度の渡良瀬川左岸河川維持工事(栃木市)を、いずれも第4四半期に一般競争入札で発注する。

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