橋本店、奥田建設が落札 宮城一高建替え3件 8月から設備工発注(宮城県)

[2021/7/21 宮城版]
 宮城県出納局は7月20日、宮城第一高校(仙台市青葉区)の建て替え事業について、大型工事3件の入札結果を発表した。宮城第一高改築工事その1と同その3を橋本店(仙台市青葉区)が落札。同その2を奥田建設(仙台市青葉区)が落札した。3件の工事で老朽化した校舎、体育館などを建て替える。宮城県は今後、関連する設備工事を8月から段階的に発注する方針だ。

 その1とその2は、6月17日に一般競争入札を執行した。

 特別教室棟(RC造4階建て延べ5345㎡)を建設するその1の入札には、3社が応札した。13億4170万円の2番札を入れた橋本店が落札した。総合評価点は103.50点(価格70点+価格以外33.50点)だった。

 普通教室棟(RC造4階建て延べ3443㎡)を建設するその2の入札には、2社が応札した。9億2000万円の1番札を入れた奥田建設が落札した。総合評価点は99.38点(価格65.88点+価格以外33.50点)だった。

 また、1週遅れの6月24日に一般競争入札を開札したその3には、2社が参加。10億8700万円の1番札を入れた橋本店が、総合評価点98点(価格70点+価格以外28点)を獲得して落札した。同工事では体育館(RC造2階建て延べ2082㎡)や弓道場(木造平屋88㎡)などを建設する。

 校舎が老朽化した宮城第一高校では、大規模公共事業として学校施設を建て替えている。すでに敷地内に仮設校舎を建て、敷地の西側にある既存校舎を解体している。建て替え事業では解体跡地に校舎2棟や体育館、弓道場、駐輪場などを建設する。工期は2023年7月31日まで。

 建て替え事業では今後、建物に関連する設備工事を5件発注する。宮城県が公表している発注予定によると、8月に2件の電気工事を発注するほか、衛生工事と空調工事を発注する方針。9月にはエレベーター工事の発注も予定している。

 建て替え事業では今後、建物に関連する設備工事を5件発注する。宮城県が公表している発注予定によると、8月に2件の電気工事を発注するほか、衛生工事と空調工事を発注する方針。9月にはエレベーター工事の発注も予定している。

■宮城第一高校 改築工事の落札状況
工事名 落札者/落札額 工事概要
宮城第一高改築工事
(その1)
橋 本 店 ・特別教室棟
13億4170万円 RC造4階建て5345㎡ など
宮城第一高改築工事
(その2)
奥 田 建 設 ・普通教室棟
9億2000万円 RC造4階建て3443㎡ など
宮城第一高改築工事
(その3)
橋 本 店 ・体 育 館
10億8700万円 S造2階建て2082㎡ など

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