利府ぺアガーデンに新設 ダイワロイヤルが店舗7棟
ダイワロイヤル(東京都千代田区、伊藤光博代表取締役)は利府町の商業施設「利府ペアガーデン」への出店を計画し、大規模小売店舗立地法(大店法)に基づく新設届を宮城県に提出した。計画では旧映画館跡地にドン・キホーテやデンコードーの店舗など敷地内に計7棟を新設する(図参照)。工事は2022年1月30日の完成を目指している。開店は同2月22日を予定しているが一部の店舗は11月のオープンを見込んでいる。既存店舗は工事中も営業を継続する。
届出によると、建設予定地は利府町利府字新大谷地47-1ほか。現況地目は宅地となっている。敷地面積は3万8389平方m。出入口は北側の県道利府停車場総合運動公園線と西側の県道塩釜吉岡線に整備されている。
メーンとなるのは敷地北東部に位置する旧映画館跡に整備するA-1棟とA-2棟。
A-1棟はS造平屋約3390平方mで店舗面積約2783平方m。同棟にはドン・キホーテ(東京都目黒区、吉田直樹代表取締役)が出店を予定し、家電用品、日用雑貨品、食品、時計・ファッション用品などを販売する。
A-2棟はS造平屋約3406平方mで店舗面積は約2838平方m。デンコードーが出店を予定し、白物家電商品、テレビ・映像商品、パソコン・情報商品、携帯電話などを取り扱う。
店舗の総面積は新規と既存を併せて1万0026平方m(物販6818平方m、非物販3208平方m)、建物はS造平屋15棟、S造2階建て2棟の計17棟となる見通し。駐車場は551台分の確保を予定している。
同社は6月21日付けで届けを宮城県に提出した。これを受け県は、7日に公示して新設届けの縦覧を始めた。新設届けは11月8日まで、宮城県県経済商工観光部商工金融課や県政情報センター(県庁内)、利府町役場で公開する。