小学校建設に70億継続費 過去最大に(柏市21度予算)
[2021/2/25 千葉版]
一般会計の普通建設事業費は162億3500円(前年度比0.7%増)で、補助事業が103億7600万円(同28.9%増)、単独事業が58億5900万円(同27.3%減)。
柏北部東地区における小学校新設には工事費および監理費として21億1290万円を計上し、併せて、2カ年で70億4300万円の継続費を設定。RC造一部S造4階建て延べ1万3110平方mの校舎棟と、RC造・SRC造2階建て延べ2775平方mの体育館棟を整備する。工期は7月~23年2月を見込む。基本設計・実施設計は豊建築事務所が担当している。
このほか、学校関連では、柏北部東地区新設小学校こどもルーム設置に総額4億4500万円、田中中学校の校舎増築設計に同1億9200万円、小学校の長寿命化改良設計に同9600万円の継続費を設定する。
また、小学校1校の大規模改修工事に向け、設計委託料として3650万円を充てる。
鉄道駅のバリアフリー化事業では、JR東日本に対する工事負担金として4億2000万円を予算化。柏駅、北柏駅、南柏駅にホームドアを設置する。
公園関連では、柏北部地区公園2カ所に1億5999万円、きつね山歴史公園に9659万円、大堀川防災リクリエーション公園に1374万円を投じるほか、都市公園の遊具更新に1億2531万円を確保している。
手賀の丘公園の魅力向上には4495万円を充て、民間事業者による管理導入に伴い、既存の公園施設を改修する。
リサイクルプラザ長寿命化工事には1億9195万円を配分。計画的な保全に向けて、外壁・防水工事を実施する。
このほか、高田近隣センターのリノベーション設計委託に2カ年で総額4500万円、橋梁の長寿命化に3カ年で同7億2000万円の継続費を設定。GIGAスクール環境整備・活用推進事業に4億6828万円、道の駅しょうなん再整備事業付帯工事に2527万円、アミュゼ柏や市民文化会館など文化施設の修繕に1億2913万円を計上している。