矢板市 長峰公園で修景池改修 一般会計は130億円 わかば通りに用地費
[2021/01/15 栃木版]
矢板市は14日までに、2021年度当初予算案の新規事業を公表。一般会計は前年度比3.5%減の130億円、普通建設事業費は10億円程度になる見通しとした。建設関連の事業では、景観計画策定や公共施設等総合管理計画の改定などのほか、地籍整備事業、長峰公園の整備事業、わかば通り整備事業などを挙げている。
新規事業では庁内LAN管理運営事業に340万円を計上。電子案内のアバターロボット導入への実験を行うDX実証実験機器整備や、パソコン等のテレワーク対応端末の整備を行うとしている。公共施設等総合管理計画の改定には、540万円を計上した。
農業振興事業では、露地野菜等生産を促す補助金や、栽培体系転換への支援で3860万円を計上。4橋を対象とした林道橋梁点検業務には、420万円を計上。本町III地区と上町I地区を対象とした地籍整備事業には、2440万円を計上した。
八方ヶ原施設運営事業には、1000万円を計上した。(仮称)市観光振興アクションプランを作成し、プランを基に八方ヶ原施設の長寿命化修繕や、大間々レンゲツツジの保全対策を実施する。
都市再生整備計画事業には、300万円を計上。東日本台風で被災した富田アンダーについて、ポンプ電源設備の地上化の検討を行う。景観計画策定には、560万円を配分した。
長峰公園整備事業には、4050万円を計上。修景池について自然石による護岸を行うほか、自然木の園路をインターロッキングやアスファルト舗装で改修するとしている。
都市計画道路3・4・7号わかば通りには5160万円を計上し、用地取得を行う。わかば通りは、富田アンダー南側から上田病院付近までが未整備となっており、同区間の整備に着手。延長約400m・幅員16mの道路を計画している。
新規事業は次の通り
(単位・万円)。
【総務費】
▽庁内LAN管理運営事業=340
▽庁舎管理整備事業(電話交換機更新)=200
▽財産管理事務(公共施設等総合管理計画改定)=540
【民生費】
▽地域福祉事業(第3期市地域福祉計画策定業務)=30
【衛生費】
▽健康増進事業(第2期市健康増進計画後期計画策定)=390
【農林水産業費】
▽農業振興事業=3860
▽林道維持補修事業(林道橋梁定期点検業務)=420
▽地籍整備事業=2440
【商工費】
▽八方ヶ原施設運営事業=1000
【土木費】
▽都市再生整備計画事業=300
▽都市計画事業推進事務(景観計画策定)=560
▽長峰公園整備事業=4050
▽わかば通り整備事業=5160