岩沼市役所近辺に薬局 21年2月に着工予定(クスリのアオキ)
[2020/12/10 宮城版]
クスリのアオキ(石川県白山市、青木弘憲代表取締役)は宮城県岩沼市の市役所近辺に位置する藤浪1丁目にドラッグストアの出店を計画し、大規模小売店舗立地法(大店法)に基づく新設届を県に提出した。工事は2021月2月中旬に着手し、同6月中旬に完成を見込む。完成後に商品の搬入など準備期間を経て、7月上旬に開店する予定だ(別図参照)。
届出によると、建設予定地は岩沼市藤浪1丁目192-1ほか。現況地目は水田となっている。敷地面積は約4613平方m。敷地は岩沼市役所から数百m南側に位置し、市道本町早股線と隣接している。
同社は民有地を借地し、S造平屋で建築面積約1583平方mの店舗棟を建設する。延べ面積は約1584平方m、店舗面積は約1329平方mになる見込み。店舗は敷地南西部に建設し、市道本町早股線に面する敷地北側に出入口2カ所を整備。駐車場は敷地東側を中心に50台、駐輪場38台を整備する。
店舗棟の内部には医薬品・化粧品・日用品・食料品の販売スペースを設ける見通し。荷さばき施設は店舗棟の南東部に60平方mを設ける。
同社は11月25日付けで「クスリのアオキ岩沼店」(仮称)に関する大店法の新設届けを県に提出した。これを受け県は、9日に公示して新設届けの縦覧を始めた。新設届けは21年4月9日まで、県経済商工観光部商工金融課や県政情報センター(県庁内)、岩沼市役所で公開する。