街路事業に工事費追加 集落道整備が3.1億円(石巻市 12月補正予算案)
[2020/12/1 宮城版]
石巻市の12月補正予算案が明らかになった。一般会計は13億2347万円を追加し、総額を2301億1746万円とする。建設関連では、街路整備事業で渡波稲井線に3億9895万円、石巻工業港運河線に3億0500万円、七窪蛇田線に1億8041万円の工事費を追加。漁業集落防災機能強化事業では漁業集落道整備工事費に3億1036万円を充てた。
街路整備事業のうち、渡波稲井線は、街路整備工事委託費の2億6800万円を減額し、代わりに工事費を追加計上した。石巻工業工運河線は、工事費のほか、電柱等移設補償金に2500万円を予算化。七窪蛇田線は、街路整備工事委託費の6億7361万円を減額し、代わりに道路改良工事費と、工事監督等支援業務委託費の900万円を計上した。
土木費ではこのほか、市道舗装等工事費に2億3000万円、中瀬公園整備事業の公園整備工事費に9700万円、南浜津波復興祈念公園整備事業の公園整備工事費に986万円、コミュニティ広場整備事業の公園整備工事費に4500万円、北上地区多目的広場整備事業の広場整備工事費に3000万円を盛り込むなどした。
これ以外では、旧門脇小学校震災遺構整備工事費に5360万円、水産業従業員宿舎整備事業費補助金に1825万円、仮称・新東内海橋整備事業の実施設計業務委託費に286万円、消火栓設置工事費負担金に8000万円を盛り込むなどした。
特別会計では、市街地開発事業で下釜南部地区土地区画整理事業の測量調査設計業務委託費に3510万円、宅地造成等工事費に1億4512万円、下水道事業で雨水管渠築造等工事費に1億7937万円を計上した。
予算案は3日開会の市議会12月定例会に提出する。