関東地方整備局発注見通し 本県工事6件を公表 栃木職安解体は公募型指名
[2020/10/1 栃木版]
関東地方整備局は1日、建設工事発注見通し(10月期・250万円超)を公表した。本県関係工事は4事務所合わせ6件で、3事務所5件の土木関係工事を一般競争入札、栃木公共職安取り壊しの建築は公募型指名競争入札で発注する。事務所別では、▽宇都宮国道2件▽鬼怒川ダム統合管理1件▽利根川上流河川2件▽宇都宮営繕1件で、本県関係8事務所の他県を含めた工事は31件となった。 =4面に事務所別発注予定工事の概要 宇都宮国道は、他県工事を含め4件を発注。本県関係は、那須塩原市で4号大原間横断歩道橋上部架設を第3、宇都宮市の4号と宇都宮環状道路(宮環、国道121号)との交差点部の宮の内改良工を第4四半期に発注する。同交差点の改良は、2022年国体会場の総合スポーツゾーンへの交通円滑化を実現するため、改善対象の交差点として県と調整を進めてきた。
新4号では、幸主跨道橋改良他工事に公募型指名競争入札を適用、第4四半期に発注。道の駅トイレ改修は本県が「みかも」など3件、茨城県は2カ所を実施する。
鬼怒川ダム統合は、川治ダム管内の管理施設整備工事で、工期4カ月で第3四半期に一般競争で発注する。
渡良瀬川河川は、群馬県桐生市黒保根町地先の内野床固改築を第3、下館河川は茨城県筑西市にある受変電設備と非常用発電設備を更新、第3四半期に発注する。
利根川上流河川の本県工事は、思川右岸の水防拠点盛土工事と渡良瀬遊水地の維持管理工事で、発注時期は第4四半期を予定した。このほか、茨城・群馬・千葉・埼玉の各出張所単位で維持管理工事6件を一般競争で第4四半期に発注する。
宇都宮営繕は、栃木公共職業安定所の合同庁舎への移転新築で旧庁舎を解体するもの。RC2階建て・延べ600平方mで、工期に5カ月、第3四半期に発注する。