潮田、佐藤、浜屋、東日本土木が受賞 優良業務で格和、日昌測量設計 関東地方整備局
[2020/7/16 栃木版]
関東地方整備局(石原康弘局長)は15日、令和元年度(2019年度)優良工事等局長表彰受賞者を発表した。同局と管内の51事務所から推薦を受けた河川、道路、営繕、港湾・空港の工事と業務の中から、優良工事等選定委員会が厳正に審査し決定したもの。本県関係の優良工事は、潮田建設(小山市)、佐藤工務店(真岡市)、浜屋組(矢板市)、東日本土木(佐野市)が各1件で計4件の工事(優秀技術者4人)が選ばれたほか、安全管理優良受注者表彰にはアスファルト舗装工と一般土木工事で10社、川上建設(鹿沼市)は両工事で選ばれた。また、工事成績優秀企業には、岩澤建設(足利市)と中村土建(宇都宮市)が輝いた。優良業務では、格和測量設計(矢板市)と日昌測量設計(宇都宮市)の業務とともに優秀技術者が選ばれている。
=2面に優良工事と業務の概要と選定理由
安全管理10社 岩澤と中村が優秀企業
今回の同局管内の優良工事は88件で80社(重複受賞を除く、特定JVはJVとしてカウント)となった。このうち優秀工事技術者が68人となっている。これは51事務所1055件の工事から選ばれたもの。
安全管理優良受注者は、累計完成工事量が多く、無事故を継続しているなど施工現場の安全管理に優れた業者を表彰する制度。今回は、アスファルト舗装と一般土木を合わせ107社が対象。本県ではアスファルト舗装工事で7件の川上建設と3件の光洋建設(小山市)。一般土木工事では12件の東日本土木、6件の戸室組(佐野市)、5件の潮田建設と中村土建、4件の磯部建設(日光市)、3件の榎本建設(同)と川上建設、山中組(小山市)、渡辺建設(宇都宮市)が選ばれた。
過去2カ年度(18年4月1日~20年3月31日)に完成した土木工事の工事成績評定結果を基に、81点を獲得した岩澤建設、80点の中村土建が工事成績優秀企業の局長認定となった。管内では38社が選ばれている。
優良業務は64件42社(重複受賞を除く、設計共同体は共同体としてカウント)で、優秀技術者が64人。管内全体の対象業務1516件から選定したもの。
本県受賞業者のうち優良工事では、潮田建設が利根川上流河川事務所のH30部屋水防拠点盛土工事(梁島千裕監理技術者)。佐藤工務店が下館河川事務所のH30・31真岡管内維持管理工事(福田清現場代理人兼監理技術者)。浜屋組は宇都宮国道事務所が発注したH30・31矢板管内維持工事(葛西仁現場代理人)。東日本土木は渡良瀬川河川事務所のH30・31五十部地先高水敷整備工事(石川雄二現場代理人兼監理技術者)で受賞。
優良業務と優秀技術者表彰の本県コンサルでは、格和測量設計がH31日光砂防管内砂防施設測量業務その2(格和功主任技術者)。日昌測量設計は利根川水系砂防事務所のH31神流川流域土危渓流対策用地等調査業務(塚原一寿主任担当者)と江戸川河川事務所のH31江戸川堤防強化用地調査等業務その2(同)で受賞した。