[2020/7/15　千葉版]
　千葉市は、都市計画道路大膳野町誉田町線について、緑区誉田町1丁目地区の事業化に向けた検討に乗り出す。延長約1kmでルート選定などを進めていく道路概略設計業務の一般競争入札を公告した。17日まで入札参加申請、22日～30日に入札書をそれぞれ受け付け、30日に開札する予定だ。

　業務名は大膳野町誉田町線(誉田町1丁目地区)事業化検討業務委託(2-1)。対象となるのは県道千葉大網線の北側の延長約1km。同業務では、大膳野町誉田町線をネクストコア千葉誉田や外房有料道路などに接続するため、可能と思われる線形を選定し、主要構造物の最適案を提案する。

　具体的には▽ネクストコア千葉誉田との接続の可能性や接続方法▽JR外房線軌道を横断する手段(踏切は不可)▽外房有料道路との接続方法──などを検討していく。履行期限は2021年2月18日まで。

　入札参加資格要件は、20・21年度の市測量・コンサルタント入札参加資格者名簿(業種：土木関係建設コンサルタント業務)に登録されていることや、市内に本店、支店、営業所などがあることのほか、業務実績などを求めている。

　開通済みの大膳野町誉田町線は、市原市ちはら台団地と県道千葉大網線を接続している。全幅22mの4車線で整備を進めた。千葉市中心部と市原市ちはら台団地、大網白里方面がつながったため、相互のアクセス性が向上し、渋滞が緩和している。

※事業化を検討する誉田町1丁目地区（PDF）