児童センター、竹江で基本設計 互恵補償コンが申請書(鎌ケ谷市)
[2020/6/2 千葉版]
鎌ケ谷市は、仮称・東部地区児童センター整備に伴う指名競争入札2件を開札、「基本設計委託」は竹江設計事務所(鎌ケ谷市)、「基本設計(事業認定申請図書等作成)委託」は互恵補償コンサルタント(千葉市中央区)が落札した。落札額は順に、494万円と410万円(ともに税抜き)。市内6コミュニティエリアのうち未整備となっている東部地区に、延べ700~800平方m規模の児童センターを整備する。履行期限は2021年2月26日まで。
あらたな児童センターの建設予定地は、東道野辺4丁目527-1ほか。敷地面積は約2,000平方m。道野辺小学校の北約500m、第二中学校の西約170mに位置し、現況は畑地。用途地域は第一種低層住居専用地域。建ぺい率は50%、容積率は100%。20年度予算では、用地取得に向け、1億3200万円を計上している。
建築面積は500平方m以内を想定。必要な諸室は、遊戯室や図書室、事務室、集会室、授乳室、保育室、給湯室、倉庫、トイレ。外構規模は、館庭500~700平方m、駐車場・駐輪場500~700平方mを見込んでいる。
「基本設計委託」の主な業務内容は▽基本設計業務(基本設計方針の策定、基本設計図書の作成)▽地質調査(ボーリング4カ所、標準貫入試験90回、孔内水平載荷試験1カ所、現場透水試験1カ所、シンウォールサンプリング1本、土質試験16試料)──。
設計にあたっては省エネや環境、防災、ユニバーサルデザインに配慮、メンテナンスフリーを考慮した建物設計とする。
一方、「基本設計(事業認定申請図書等作成)委託」では、用地取得に伴い、土地収用法第16条に規定する認定を受けるため、事業認定申請書などを作成、環境調査を進める。
主な業務内容は▽事業認定申請図書作成(現地踏査、現地調査等、資料の収集・作成、調書等の作成、添付図面作成)▽環境調査業務(計画準備・打ち合わせ、現地調査、種同定・データ整理、報告書作成)──など。