明豊FWが最優秀提案者 新小学校2校の建設支援プロポ(流山市)

[2020/3/14 千葉版]
 流山市は13日、学校施設建設支援業務の委託に向けた公募型プロポーザルで、明豊ファシリティワークス(東京都千代田区)を最優秀提案者(優先交渉権者)に選定した。2024年度の開校を目指す、南流山小学校区と、おおたかの森小学校区の各新設校建設工事を対象に、設計の委託や工事発注などを支援するもの。

 予定する業務内容は▽設計委託・工事の発注業務に関する支援▽設計業務に関する支援▽工事監督業務に関する支援──などとなっている。

 同市は、つくばエクスプレス沿線地域の土地区画整理事業による大型マンションや戸建住宅の建設に伴い、両小学校区で児童・生徒数が急増。このため、民間事業者の業務支援を得た新設小学校を建設することとした。

 市は現在、大畔(おおぐろ)地区の小中学校新設に当たり職員が手薄になっているため、20年度から新設小学校の設置に伴う人員を増したい考えだ。

 新設を計画するのは県が施行する運動公園周辺地区土地区画整理区域内約2haのおおたかの森小学校区」と、木地区右岸調整池で候補地を調査中の南流山小学校区の2カ所。

 現時点で市が予測する児童推移によると、いずれの小学校区も中学校の新設は急がないものの、将来的に児童数の増加が見込まれることから、既存小中学校区とで区分けなどを調整した上で、各校舎の必要規模などを策定する方針。

 市が日本設計(東京都新宿区)の設計、松井建設(東関東営業所・千葉市美浜区)の施工により建設を進めている、大畔地区における新設小学校の規模は、3階建て延べ9,013平方m規模の校舎など、延べ1万2,419平方m分で、I期分の整備を推進している。

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