共立建設ら共同体が応募 優良建築で特定業務代行(石巻市立町一丁目3-B)

[2019/12/3 宮城版]
 石巻市立町一丁目3番地区(B地区)の優良建築物等整備事業(優建事業)で、特定業務代行者を募集した結果、共立建設(東北支店・仙台市宮城野区)らで組織する共同企業体の1者から応募があった。今後は同企業体から20日までに提案書を提出してもらい、審査を経て年内の契約締結を目指す。
 同企業体のメンバーは5社程度で、盛総合設計(仙台市青葉区)や、まちづくりカンパニー・シープネットワーク(東京都港区)などが含まれている。
 同地区の優建事業は、地権者13人が土地を提供し合い、RC+木造6階建て延べ約5700平方mの複合施設を建てる。1~2階に商業店舗を配置し、2階以上に住戸を設ける。敷地面積は約2480平方m。現地には既存の店舗などが建っている。事業主体は有限会社遠藤工務店(石巻市)。
 優建事業では、石巻市が復興庁に事業費(復興交付金)を申請し、交付決定された分を事業主体に補助している。市によると、同地区の総事業費は8月末時点で21億6000万円。2020年度までの事業完成を目指す。
 特定業務代行者の募集は先月に行った。代行者の業務内容は、既存建築物の解体・除去工事、複合施設の新築工事と工事監理、工事に伴う近隣対応、保留床処分責任、事業推進に必要な協力・支援業務など。

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