県土整備部が120件追加 一般競争 121号環状南など5件
[2019/27 栃木版]
県土整備部は27日付で、発注の見通しが立った9月期の建設工事(250万円超)を公表した。新規に追加した工事は120件で、予定価格5000万円以上(18年度補正は1億円以上、一部3000万円以上で試行)の条件付き一般競争入札を121号環状南改良2件とエアー遮断機設置工(宇都宮市)、総合教育センター管理研究棟受変電設備(同)など5件に適用、残る115件は指名競争入札で発注する。 =2~3面に120件の概要
追加公表案件の土木事務所別内訳は、宇都宮土木18件(うち条件付き一般競争入札3件)、鹿沼土木8件、日光土木10件、真岡土木22件、栃木土木11件、矢板土木8件、大田原土木8件(同1件)、烏山土木11件、安足土木14件、公園3件、建築課8件(同1件)で、下水道管理と河川課、住宅課、総合スポーツゾーン整備室は該当がない。
宇都宮土木は、国体会場へのアクセス路となる121号環状南の進ちょくを図る。改良や舗装等同工区が5件を占め、改良2件には一般競争を適用、第3四半期に発注する。エアー遮断機の設置は宮環で2件を予定し、うち1件には一般競争を適用する。
鹿沼土木は、道路関係工事8件を第3四半期に発注。区画線や舗装などが主体で鹿沼足尾線豊年橋の伸縮装置修繕は工期6カ月を予定した。
日光土木は道路関係10件を追加し、119号住吉町の舗装工を第3、歩道工は第4四半期に発注。山久保地内の鹿沼日光線改良は工期9カ月、第3四半期を予定した。
真岡土木は、道路関係19件と堆積土除去など河川関係3件を第3四半期に発注。宇都宮茂木線芳賀バイパスの4車線化の進ちょくを図り、祖母井地内の舗装工5件、芳賀台地内の側溝工4件を追加した。
栃木土木は、道路関係工事9件と水位計設置等河川2件を追加し、第3四半期に発注。小山市喜沢地内の小山下野線は用水路付替えを2分割、同平和地内の3・4・114号間々田駅東線の改良も2分割を予定した。
矢板土木は、第3四半期に5件、第4は3件を追加。塩谷町風見工区の今市氏家線は改良舗装を2分割、さくら市の五行川は護岸工、西小学校沢の堰堤工は第4四半期に発注する。
大田原土木の一般競争は、大子黒羽線須賀川小前工区の改良に伴う側溝・路盤工で工期に9カ月、第3四半期に発注する。余笹川の落石対策と湯坂川等水位計の設置は第3四半期に追加した。
烏山土木は指名競争で11件を発注。那珂川町の光崎1-Aの防護柵と擁壁工を3分割で第4四半期、中山川のボックス工は工期7カ月で第3四半期に発注する。
安足土木は足利市で10件、佐野市は4件を指名競争で追加。小俣立体の仕上げ工事の進ちょくを図るほか、工期8カ月の梅ヶ丘2の崩壊土砂防護柵工を第3、作原田沼線堀口工区の改良工は第4四半期に発注する。
公園事務所は、宇都宮市の総合運動公園の給水塔や相撲場屋根塗装更新等3件を第3四半期に発注。建築課は第3四半期発注で建築6件、電気と管工事各1件を追加。宇都宮独身寮新築の工期11カ月、総合教育センター管理研究棟受変電設備に一般競争を適用する。