土木:白川、建築:カラカマが首位 19年度第1四半期受注ランキング(千葉市)
[2019/7/23 千葉版]
千葉市財政局契約課は、2019年度第1四半期分の事業者別受注状況を公表した。19年4~6月に市が発注、契約した工事と委託した業務を対象とするもので、「市内」「準市内」「市外」に分けてその受注額でランキング。工事で市内業者を見ると、土木一式工事は「南部浄化センターBC系放流渠耐震補強工事その2」など2件を受注(JVで)した白川土建(若葉区)、建築一式工事では「千城台旭小学校大規模改造工事(その1)」他3件を受注したカラカマ工務店(中央区)がそれぞれ一位となった。
今回のランキングでは土木一式で14社、建築一式で9社がそれぞれランクイン。市内業者でこの他の工種について見ると、とび・土工・コンクリート工事では「旧高洲市民プール残置杭撤去工事」を落札した小梛組(稲毛区)がトップとなった。
設備工事を見ると、電気工事が「市美術館拡張整備電気設備工事」を受注した環境テクノス(若葉区)、管工事では「幕張本郷公民館空調設備改修工事」など2件を受注した三和工業(若葉区)が首位となった。
ほ装工事は、北創工業(花見川区)が「天戸町横戸町線歩道整備工事(31-1)」で首位。電気通信工事は、スイス通信システム(中央区)が「千葉市防災行政無線(同報系)千葉市救助救急センター外8か所屋外拡声子局デジタル化改修工事」など3件で、解体工事は大葉開発(中央区)が「千葉市旧犢橋市民センター解体工事」でトップだった。
工事で準市内、市外業者を見ると、準市内の土木一式工事は、東亜建設工業(千葉支店・千葉市中央区)が「三角町柏井町線(柏井橋)下部工工事(31-1)」でトップ、電気工事では「大椎ポンプ場自家発電設備改築工事」を落札した横河ソリューションサービス(浜野営業所・千葉市中央区)が首位に。同様に準市内の機械器具設置工事では「市動物公園動物科学館昇降機設備改修工事」の日本オーチス・エレベータ(千葉支店・千葉市中央区)がトップとなった。
市外業者は機械器具設置工事が「出洲ポンプ場ポンプ設備改築工事」の西原環境(東京都港区)、電気通信工事が「市中央図書館・生涯学習センター入退室管理設備改修工事」のアズビル(東京都千代田区)がそれぞれ首位となっている。
一方の委託部門について主なものを見ると、建築関係建設コンサルタント業務のトップは「市立千城台北小学校大規模改造実施設計業務委託」を請け負った西原建築設計事務所(中央区)。土木関係建設コンサルタント業務では「下水道実施設計業務委託(大宮台31-1)」など4件を手掛けている恵進コンサル(中央区)がトップで、測量では「中央星久喜町線外1測量業務委託(中30-1)」を受注した空間情報サービス(中央区)、地質調査は「(仮称)千葉公園体育館整備土質調査業務委託(その2)」の千葉土質調査(若葉区)がそれぞれ首位となった。
準市内、市外では、準市内の土木関係建設コンサルタント業務として「平和公園A地区墓園整備外実施設計業務委託」のセット設計事務所(東関東支店・若葉区)が準市内でトップ。市外では建築関係建設コンサルタント業務として「(仮称)千葉公園体育館整備実施設計業務」を委託されたINA新建築研究所(東京都文京区)が首位となっている。