庄司、東松に栄誉輝く 建設工事優良表彰に2社(東金市)
[2019/7/11 千葉版]
東金市は10日、2019年度の優良建設業者表彰に、市内2社を選定したことを明らかにした。同市の優良建設業者表彰要領は、17年4月に制定されているため、今回の年度の表彰(18年度の完成分)が2回目の開催となる。栄えある第2回の受賞の栄に浴したのは、庄司工業(宇津木孝次代表取締役)と東松建設(伊藤公男代表取締役)の2社。表彰式は8月2日、同市役所内で執り行われ、鹿間陸郎市長から表彰状が贈られる予定になっている。
同市の優良建設業者表彰要領によると、この表彰制度は市内の建設業者の意欲を高めるとともに、公共工事の適正な施行と施工技術の向上を図るため、優良な成績で同市が発注した建設工事を施工した建設業者を称えるのが目的。
表彰の対象となるのは、表彰の前年度(表彰対象年度、今回は18年度)に請負額が500万円以上の工事のうち、土木一式工事または建築一式工事を施工した建設業者で▽市内に本店を置いていること▽市建設工事成績評定要領に基づく工事成績評定点75点以上で施工したこと──を条件とする。
ただし▽他の工事を工事成績評定点65点未満で施工した業者▽表彰対象年度の初日から表彰の前日までに市建設工事等請負業者指名停止措置要領に基づく指名停止の措置を受けるなどその業務に関し不正または不誠実な行為があった業者──は除外される。
表彰対象の業者を選定するに当たり市は、副市長を委員長とする選定委員会を設置。その結果が市長に報告され、最終的に市長が決定することになっている。
国や県、県内各市で採用されている表彰制度は、発注工事を優良な成績で完成した事業者を表彰することで、施工技術や施工意欲の向上を促し、良質な公共工事の確保や建設業者の育成を図ることを目的に設けられていることが多く、各自治体で厳しい財政事情の中、効果的な予算執行の推進にも大きな役割を果たしている。
表彰対象となる事業者や工事の概要は次の通り。▽表彰対象者=[1]工種[2]工事名[3]工事場所[4]請負代金[5]工事期間[6]工事概要[7]完成年月日──の順。
▽庄司工業(台方2078、宇津木孝次代表取締役)=[1]土木一式工事[2]市道0152号線(東中)道路改良工事[3]東金市東中地先[4]3,050万3,520円[5]2018年9月11日~2019年3月4日[6]工事延長146・4m(アスファルト舗装工事(市道0152号線)A1,230平方m、アスファルト舗装工事(取付道路)A21平方m、透水性舗装工A485平方m)[7]2019年3月4日
▽東松建設(松之郷2178、伊藤公男代表取締役)=[1]土木一式工事[2]北幸谷川護岸補修工事[3]東金市押堀地先[4]2,014万2,000円[5]2018年11月9日~2019年3月11日[6]工事延長51・0m(コンクリート矢板工(L3・5m×t90mm)L70・5m、布製型枠工(水抜き孔t100mm)A244平方m、張芝工A59平方m[7]2019年3月11日