宅地開発が造成着工 仙台八木山南の約4ha(みつば)
[2019/5/31 宮城版]
宅地建物取引業のみつば(仙台市宮城野区、小松勝男代表取締役)は、仙台市太白区八木山南地区の宅地開発「ニュータウン八木山南」について、仙台市から21日に開発許可が下りたため、造成着工した。施工者はガイアート(東北支店・仙台市宮城野区)。区域面積は約4ha。分譲区画は一般住宅が105区画、商業用地が2区画で計107区画。計画人口は104人。来年9月ごろの造成完了を予定している。
開発許可申請の内容を見ると、区域面積は太白区八木山南2-1-1他の3万9575平方m。仙台赤十字病院の南側で、電磁材料研究所(電磁研)の研究所跡地をみつばが取得した。地目は宅地が3万1173平方m、山林が8402平方m。
予定建築物は戸建て住宅と店舗。公共施設は道路、公園1カ所、緑地1カ所、下水道、防火水槽1基(40立方m)、消火栓1基などを設ける。土地利用別の面積は、一般住宅が1万8519平方m、商業用地が5839平方m、道路が8073平方m、公園が1192平方m、緑地が5928平方m。商業用地の1区画は調剤薬局の立地が決まっている。
道路は幅員10mが2606平方m、幅員6mが5327平方m、幅員3mが137平方m。下水道は本管が口径200mm×1041m、組立1号人孔が29個、宅内汚水桝が口径600mm×2個と口径400mm×105個、宅内雨水桝が口径600mm×1個と口径330mm×105個。
みつばは、1980年8月2日設立の株式会社。全日本不動産協会の会員。関連会社は小松都市開発。主な取引先は、大和ハウス工業、セキスイハイム東北、積水ハウス、伊藤建設、一条工務店宮城、スモリ工業、東和総合住宅、岩沼市など。
主な分譲地の開発・販売実績を見ると、1987年5月に利府町花園ニュータウン建売住宅フェア、2006年3月に仙台市若林区上飯田分譲地22区画の販売、11年8月に多賀城市丸山分譲地49区画の販売、14年2月に石巻市鹿又分譲地75区画の販売、16年7月に仙台市若林区荒井土地区画整理地30区画の販売などを手掛けた。