「仕事への誇りの結果」 優秀・優良工事表彰に8社(市川市)

[2019/5/31 千葉版]

受賞者に表彰状と盾が贈られた

受賞者に表彰状と盾が贈られた

 市川市は30日、同市の仮本庁舎で、2019年度の建設工事施工業者表彰式を厳かに執り行った。今回は優秀工事として▽工営建設▽大市産業(2件)▽岩堀建設▽千葉建設▽岡建──の5社6工事、また、優良工事として▽工営建設▽電機産業▽スワダ管工▽栗山造園土木──の4社4工事の計8社10工事が受賞の栄に浴し(表彰順)、村越祐民市長自らが、受賞社の代表一人一人に表彰状と記念の盾を手渡した。

 表彰の対象となる工事は、同市が発注し、18年度中に完成した工事198件のうち、市内に本店がある事業者が施工した、契約額が250万円を超える工事から、各工種で工事成績評定がA(80点以上)のものを「優秀工事」、該当のない工種では、B(75点以上)の工事で、第一順位の評定を受けたもの(最も高得点だった工事)を「優良工事」としている。

 式では村越市長が「受賞はプライドを持って仕事に当たった結果」だと称賛するとともに、市内のインフラ整備がより良いものとなるよう、今後も市と協力してほしいと呼び掛けた。

 これを受けて謝辞を奉読した大市産業の高梨近一代表取締役は、身に余る光栄となった今回の受賞を誇りに、明るく住みよいまちづくりへ精進していくと宣言。来賓からは京葉建設業協同組合の田口孝一代表理事も、歴史ある名誉の受賞を称えていた。

 同市の表彰制度は1978年度に始まり、今年度で42回目を迎えるなど県下でも格式あるもの。成績の高かった工事の施工業者を表彰して施工技術や意欲の向上を促し、良質な公共工事と社会資本の整備の確保を図るのが目的だ。

 表彰された施工者や工事名、工種は次の通り(発表順)。▽表彰者名=[1]工事名[2]工種──の順。

 ■優秀工事
▽工営建設(渡部智光代表取締役)=[1]行徳地域道路側溝新設工事(その4)[2]土木一式工事
▽大市産業(高梨近一代表取締役)=[1]市川第4-3処理分区汚水管渠布設工事(第3010工区)[2]土木一式工事
▽岩堀建設(岩堀充冶代表取締役)=[1]市川市立福栄小学校第1・3棟外壁及び屋上プールフェンス改修工事[2]建築一式工事
▽千葉建設(澁谷保治代表取締役)=[1]行徳地域道路舗装補修工事(その1)[2]舗装工事
▽大市産業(高梨近一代表取締役)=[1]道路舗装補修工事(その2)[2]舗装工事
▽岡建(岡野谷小枝代表取締役)=[1]道路舗装補修工事(その4)[2]舗装工事

 ■優良工事
▽工営建設(渡部智光代表取締役)=[1]市川漁港護岸補強緊急対策工事[2]とび、土工、コンクリート工事
▽電機産業(緑川竜代表取締役社長)=[1]市川市東消防署高谷出張所新築電気設備工事[2]電気工事
▽スワダ管工(小笠原誠次代表取締役)=[1]松香園冷暖房機改修工事[2]管工事
▽栗山造園土木=[1]街路樹等植栽工事その1[2]造園工事ichikawa-hyosho

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