スキー場改修に1.3億円 普通建設費は13億円(白石市19年度予算案)

[2019/2/19 宮城版]
 白石市は18日、市議会2月定例会に提案する2019年度予算案を公表した。一般会計の普通建設事業費は前年度比11%減としたものの12億9265万円を確保する。継続事業である白石スキー場の大規模改修事業に工事費1億2960万円を計上したほか、中河原白石沖線街路事業などに予算を盛り込んでいる。
 新年度の一般会計の総額は同比3.3%減の141億3533万円。賑わいの交流拠点事業に係る事業費の減少が起因となり、総額は4年連続のマイナスとなった。普通建設事業費も前年度比マイナスとしたが、継続事業であるスキー場整備事業や中河原白石沖線街路事業、長寿命化対策のほか、第6次白石市総合計画・第3次白石市国土利用計画策定事業など市の今後の施策を定める事業にも予算を付けた。
 白石スキー場には、工事費1億2960万円を措置。19年度にはファミリーリフト(旧第5リフト)の架け替えを進める。新年度でスキー場の大規模施設整備事業は最終年度となる。
 中河原白石沖線街路事業には、測量設計委託費3110万円のほか、物件移転補償金として2億8110万円を充てた。19年度には未整備区間延長460mについて用地取得などを進める。1月には県から事業認可を受けており、改良では総幅員16mを確保する。
 このほか道路関連をみると地方道路整備事業には、市道鎌先1号線道路改良に工事費1105万円、狐檀歩道橋撤去工事や測量設計、道路点検などに係る委託費計2億4015万円を措置。市道改良整備事業には、市道原線他7路線の改良や舗装などに工事費2400万円を盛り込んだ。
 公園維持管理事業には、改良工事と施設長寿命化対策に工事費8500万円を付けた。住宅管理事業には補修工事費として3305万円を充てる。
 また総合計画・国土利用計画策定事業には委託費1500万円、都市計画マスタープラン策定委託費839万円なども盛り込んでいる。
 企業会計の主なものでは、水道事業に配水管敷設、ポンプ施設更新、配水施設改修などの工事費2億8068万円、配水管更新に向けた実施設計委託費として655万円を充てている。
 新年度予算は一般会計と特別会計3事業、企業会計2事業を合わせた総額255億5365万円(同比2.4%減)を計上。22日開会の市議会第434回定例会に提出する。
よ0031 白石市:19年度の当初予算案

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