清掃工場に計量棟新設 今泉と葛岡の2カ所(仙台市)

[2018/11/17 宮城版]
 仙台市は、清掃工場の今泉と葛岡にごみ計量棟を新設する。建設費は1棟で数億円を見込む。車で直接持ち込まれたごみの量を測る施設で、今泉は、搬入側に高さ4mのRC造棟が設置されている。搬出側に新設し、計量後の車体の重さを差し引いてごみ量を割り出すようにする。
 計量棟は、今泉工場が単独型、葛岡工場は管理棟と一体型で搬入側に設置されている。単独型は、棟脇の計量台で車両とごみの総重量を測った後、車検証記載の車両の重さを差し引いて算出している。新たに搬出側に設置し、自己搬入の業務を効率化する。
 市は、両工場に各1棟を新設する。30年度は設計をまとめるため、15日に建築設計業務の指名競争入札を6社に通知した。12月5日に開札する。別途、年内に計量台の設備設計を通知する。履行期限は両業務とも31年3月末まで。
 建築の業務は計量棟の建屋の設計で、設置済みの搬入側と同規模を見込んでいる。単独型の今泉は、RC造で高さが約4m、幅は7m。計量棟の脇に計量台が設置されている。建設費は数億円の見込みで、工事費を31年度予算に要求している。

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