大和町役場隣に出店 S造3375平方m店舗建設 来年6月、吉岡店オープン(ウジエスーパー)
[2018/10/19 宮城版]
宮城県内で食品スーパーをチェーン展開するウジエスーパー(宮城県登米市、氏家良典代表取締役)は、大和町役場の西隣に新店舗を出店する計画を立てている。同社は大規模小売店舗立地法(大店法)に基づく新設届を宮城県に提出した。これを受けて宮城県は10月19日に公示した。S造平屋建築面積3375.2平方mの店舗棟を建設し、31年6月に「ウジエスーパー吉岡店」(仮称)を開店する。
ウジエスーパーは10月5日付で大店法の新設届を提出した。出店地は大和町役場の西隣となる大和町吉岡まほろば1-5-8ほかの土地1万2341.5平方m。現況は更地になっている。同社は土地を借地し、S造平屋建築面積3375.2平方m(店舗面積2134.1平方m)の物販店舗を建設する。食料品を中心に、日用品などを販売する店舗とする。
店舗棟は敷地の西側に建設し、大和町の町道天皇寺高田線に面する敷地東側を駐車場とする。駐車台数は195台。駐輪場は駐車場の南側に65台分を用意する。店舗棟の北側に、142.5平方mの荷さばき施設を確保する。建ぺい率は80%、容積率は200%。
敷地内には同社用の店舗棟を建設するほか、テナントが入居する店舗棟4棟とATMを設置する。面積は計487.6平方m。このうち、165.6平方mのフィットネス棟には、スポーツクラブを経営するカーブスが既存店を移転させる予定。美容室も入居する。
計画によると、31年1月7日に着工し、同年6月17日までの完成を見込む。開店予定は6月28日。
出店地周辺には大和町役場をはじめ、公立黒川病院、大和警察署など公共・公用施設が集約している。また、商業施設も集積しているなど、大和町の中心市街地となっている。
届出書は31年2月19日まで、宮城県経済商工観光部商工金融課または県政情報センター(県庁内)、大和町役場などで縦覧される。